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自然に恋がめばえる最前線は「ボランティア」だ

単なる合コンより相手の性格がわかる、ということで、一時期はやった「ゴルフ合コン」や「料理合コン」。でも、そんな“趣味コン”に行かなくても、実は「趣味で出会う」ことはいつでもできる。しかも長続きする確率が大! 男女双方から、出会える趣味の実例を集めてみた。

新たな出会いの穴場!? ゴミ拾いの“朝合コン”

グリーンバード

『グリーンバード』

 午前10時。東京・表参道の街に約20人の若い男女が集まり、歩きながらゴミを拾っている。学生やOL、看護師に美容師と職種はさまざま。やっていることは「街のそうじ」だが、和気藹々として楽しそう。実はこれこそ、最近巷で“朝合コン”と話題の、NPO法人「グリーンバード」の活動だ。  グリーンバードは「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトにしたプロジェクト。’03年に表参道でスタートし、下北沢、駒沢、吉祥寺など活動の輪が広がり、今や全国各地で展開。従来のボランティアのような“生まじめ”な雰囲気はなく、サークルのようにカジュアルでオシャレな雰囲気が若い女性の目にとまり、「新たな出会いの場」となっているのだ。そこで、実際にグリーンバードをきっかけに付き合い始めた人に話を聞いてみた。東京都在住の谷義彦さん(仮名・26歳)は5年前から参加している。 「初めて参加したときは知らない人ばかりで緊張しましたが、みんなオープンに迎えてくれました。『ゴミ多いね』『どこから来ました?』と、自然と会話は膨らみ、終わったらみんなで朝カフェ。そこでお互いを知るんです。“ガチでゴミ拾います”って感じじゃなく、みんな“ユルい”ノリ。それが楽しいんです。僕の場合、仲のいいグループで旅行とかするようになり、そのなかで気になっていた女性と付き合いました」  福岡県在住の松尾宏介さん(26歳)も年上の彼女をゲットした。 「7年前に福岡のグリーンバードに参加して、彼女と出会ったのはその2年後。彼女は宮崎チームに参加していたのでエリアは違いましたが、野外フェスのイベントでゴミ拾いをしたときに知り合ったんです。その後、同様のイベント活動で何度か会い、お互いの連絡先を交換して付き合い始めました。彼女は出会いを求めて参加している感じではなかったので、もしコンパで出会っていたら仲良くなれなかったかもしれませんね」  和気藹々と会話しながら一緒にゴミを拾えば、誰だって仲良くなれる。「こんな場所にも花が咲いている」と、喜びを共有することも。   コンパのように自分をアピールしたり、気張って会話を盛り上げる必要はナシ。あくまで自然と仲間が増え、そこから恋愛に発展していくのだ。これぞ、新たな出会いの最前線! 地元エリアで活動しているかチェックしてみよう。
ヤフーボランティア

ヤフーボランティア(http://volunteer.yahoo.co.jp/)など、ボランティア探しのポータルがいろいろある

【グリーンバード】 http://www.greenbird.jp/ 東京だけでなく千葉や福岡、札幌などでも活動中。夕方や夜のゴミ拾いもアリ。サイトをチェック!  ― 「恋がめばえる趣味」最強実例集【4】 ―
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