Love

夫が家に持ち込んだ花粉で不倫に気づいた?花粉症の妻のカマかけテクがすごい

「これは高尾山だね」カマをかけると白状

「花粉症の事をよく分かっていない夫のカーディガンに鼻をつけ『あ、このスギ花粉…これは高尾山だね。私、超敏感な花粉症だから分かるし』と適当に言ってみたんですよ」  すると夫は「そんな事まで分かるなんて…」と肩を落とし、ため息をつくと実は担当編集者の女性と不倫していて高尾山デートをしたと白状してきたそう。 高尾山ハイキングピクニック登山「まさか不倫していたなんて…全く気がつかなかったので、もの凄く驚きました。どうやら私が仕事でいない平日の昼間にデートしまくっていたみたいなんですよ。もう、一気に夫の事が信じられなくなってしまいましたね」  花粉のたくさん付着したカーディガンに鼻をつけたからか、夫の不倫を知ってしまったからか…涙と鼻水が止まらなくなってしまった美帆子さん。 「夫は、一応謝ってきましたが…過去の恋愛経験から、一度浮気した人はまた必ずやると私は思っているので…ちょっと許す気になれないんですよね。だから今は家庭内別居状態でお互いなるべく会わないように暮らしています」  夫は美帆子さんが帰宅する頃に眠り、美帆子さんが会社に行くために家を出るまでほとんど自室から出てこなくなってしまいました。

家庭内別居1週間、夫も発症

「きっと私が居ない間にのびのび仕事したり、デートしたりしているんじゃないですか?ちなみに土日も一緒の家に居たくないので、私がつい出かけちゃいますね…」  ほとんど口をきかなくなって1週間後、夫が台所に置きっ放しにしたゴミ袋をふと見た美帆子さん。 「それがティッシュが山盛りとマスクのゴミで…もしかして夫も花粉症になったのかな?と思わずニヤニヤしてしまいました。きっとバチが当たったんですよ」 「こんな息の詰まる生活、もうやめにしたいと思っているんですけど…なんだか話し合うきっかけがつかめなくなっちゃって」と寂しく笑う美帆子さんなのでした。 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ