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枕営業が横行?超ブラック企業で地獄をみた女性の、癒えないトラウマ…

 春からの新生活に向け期待に胸を膨らませる人も多い時期ですが、会社などは実際に入ってみないとわからないことだらけ。実際に、「おしゃれな輸入雑貨だと思って入社したら、完全に騙されましたよ…」と話す女性もいます。 ブラック会社で働き疲れ果てた女性 大森加奈さん(仮名・34歳)が、都内の短大を卒業して就職したのは今から14年前。入社したのは、今では信じられないほどのブラック企業だったといいます。

ボッタクリ商品を売りつける仕事

 輸入品雑貨の販売という、ちょっとおしゃれな響きの求人に惹かれて応募してしまった加奈さん。それがすべての間違いだったと話します。研修を受けて初めて知った驚きの業務内容とは一体どのようなものだったのでしょうか。 「売っていたのはなんと象牙の印鑑で、しかも1本25万円~60万円もする高級品だったんです。いま思えば完全なボッタクリ価格なんですが、当時はネットもそこまで詳しくない時代。それでも、せっかく入社したんだから頑張ろうと思っていました」  大森さんが入社した会社ですが、当時の従業員は4人しかいなかったそうです。 ブラック企業でアポ電をかけまくる日々「男性は部長のみで、後は全員女性でした。営業に行くのは女性だけでしたね。高額な印鑑をどうやって売るのかというと、色々な学校の卒業アルバムを買い取りして、そこから1人ずつ家に電話していくんです。  いきなり、「象牙の印鑑買いませんか?」なんて電話明らかに怪しいんですが……。それでも中には騙されやすい人もいて、そこから“アポ”を取って実際に会いに行き契約させるというものでした。  まぁ、実際は電話の時点で断られるか、会いに行って断られるかのどっちかなんですが、それでも先輩の女性社員は1日1本は契約を取ってきていましたね」

契約が取れず紙コップを投げつけられ…

 すでにブラックの匂いがしますが、会社の雰囲気や勤務体制はどうだったのでしょうか。 「勤務時間は週休2日で9時~17時なんですが、アポが入るとそこから出ないといけないんで残業は当たり前でした。もちろんアポが早めに入ったら早く退社できるんですが、関東圏にいる人は全員会いに行くというのが決まりなんです。」  会社は都内だったものの、遠いときは群馬や栃木まで行くこともあったそう。遠征して契約を断られることもしょっちゅうだったため、家に帰る時間は21~22時が当たり前になっていたとか。 上司に紙コップを投げつけられクズ呼ばわり「アポを取れないときは取るまで帰れないという決まりもあって、ビルが閉まる21時頃までひたすら営業電話をしていました。  1日にアポを1件も取れなかったり契約が取れない日が続くと、部長から「クズ」呼ばわりされて紙コップを投げつけられることもありました。ちなみに給料は歩合制で基本給は18万円。私はほとんど契約がとれなかったので、いつもカツカツでしたね……」  さらに苦労してこじつけたアポでも、散々な目に遭うこともあるといいます。
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訪問先でセクハラ「ホテルに行ったら3万あげるよ」
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