Entertainment
Lifestyle

浜崎あゆみにブリトニー…ラスベガスでは、なぜ勢いで結婚できてしまうのか?

24時間いつでも挙式OKの眠らない街で“酔った勢い婚”多発!

 眠らない街ラスベガスはカジノやショーだけでなく「結婚許可書」を発行する役所でさえ深夜まで開いている上、夜中に式を挙げられる24時間営業のウェディングチャペルが街中の至るところにあるのも他の州とは一線を画しています。
「酔っ払った勢い」を理由に結婚し、翌朝青ざめてしまう人が多いのはそのため。中には、「ア・リトル・ホワイトチャペル」に代表されるドライブスルー結婚式を行うチャペルもあるのですから、常軌を逸しているといっていいでしょう。  筆者も日本からラスベガスに遊びに来た友人カップルのドライブスルー結婚式に証人として立ち会ったことがありますが、新郎新婦どちらもペーパードライバーで運転を嫌がったため、筆者が代わりにドライブスルーの窓口まで運転していき、新郎と席を交代してからの宣誓となりました。  約3分で終わる簡易的なものでしたが 、日本では絶対ありえない一風変わった結婚式は今まで出席したどの結婚式よりも記憶に残っています。  ちなみに、アメリカでも宣誓時には証人が必要となります。一般的には友人に頼むものですが、中には通りがかりの見知らぬ人に謝礼を払って証人を頼むケースも少なくありません。ラスベガスではありませんが、裁判所で式を挙げた筆者の友人カップルはその場にいた職員2人にお願いして証人になってもらったと話していました。  煩雑(はんざつ)な手続きが不要で24時間いつでも思いついたときに挙式が可能。証人もその場に居合わせた人に頼めばいいのですから、ラスベガスでの結婚は本当に驚くほど簡単です。  ニュースになっていないだけで、ニコラスやブリトニー以外にもラスベガスで酔った勢いで結婚し、即婚姻無効申請をしたセレブカップルが他にもいそうな気がしてなりません。 <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ