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100均のグラスで缶ビールが超おいしく変身。正しい“グラス選びのコツ”

 グラス選び、間違ってました。 グラス選び 新年度がはじまりました。身の回りのアイテムを新調し、「楽しく新生活を過ごしたい!」という人は少なくないでしょう。そこでオススメしたいのが、飲み物を注ぐ「グラス」。皆さんは普段、どんなものを愛用していますか? グラス選び 私は先日、グラスの“カタチ・状態”が違うだけで、同じ飲み物がこんなにも変わるのか! という衝撃の体験をしてしまいました。そうです今回は、毎日の生活をガラリと変える!「グラスの選び方」について考えてみたいと思います。

話を聞いたのは、飲料メーカーに勤める名物社員さん

 今回、私が以前から抱えていた“グラス問題”を解決してくれたのが、キリンビール株式会社・企画部の中水和弘氏。
キリンビール株式会社・企画部の中水和弘氏

キリンビール株式会社・企画部の中水和弘氏

 ビールやワインなどのアルコール飲料から清涼飲料水まで、様々なドリンクをおいしく楽しむことを追求するのが使命なんだそうで、食べ物と飲み物の“フードペアリング”や、ブームになっている「クラフトビール」の提案もしているそうです。そんな中水さんに、こんな質問をしてみました。 ――“運命を変えるグラス”は、100均でも買えますか? 中水氏「はい、可能です」  即決の回答に驚きを隠せなかった私。すかさず、10種類を超える様々な形の100均グラスを並べて、質問を続けてみました。 ――一人暮らしの女性が1本持つべき「最適なグラス」は、どれでしょう? 中水氏「こんな感じの、スタンダードなワイングラスがオススメです(と言ってごく普通っぽい、ぽってりとしたチューリップ型のワイングラスを指す)」
ワイングラス

スタンダードなワイングラスがオススメ

 えっ! いわゆるガラスコップではないの!? ワイングラス??? その理由をたずねたところ、そもそも飲み物をグラスに入れるメリットは、3つあるそうなんです。 ①香りが立つ ②炭酸・泡の量を調整できる ③好みの量を楽しめる  確かに、缶ビールをそのまま飲んで、「1口2口くらいで味が変わって苦くなってしまった!」なんて経験をした人もいるのではないでしょうか。缶の金属は熱伝導率が高く、ぬるくなりやすいという性質があるため、ゆっくり飲みたい派には不適な場合もありそう。つまり、グラスに注ぐ方が良いこともあり、上記3点をクリアしているのが「ワイングラス」。温度変化がしにくく、ドリンクの色も楽しめること、コースターが不要であることも魅力なんだそう。  うん、強く納得! これ1本さえあれば、お茶もビールもワインも、リッチな気分で味わえる気がします。ちなみに、注ぐ量は、5~6割程度の方が香りを楽しむためには良いそうです。
ワイングラス

香りを楽しみたいクラフトビールや緑茶などは、特に有効です

 ではもし、2本目3本目を選ぶとしたら、どれが良いのでしょうか?
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もう少しカタチを増やすとしたら…
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