Love

相手を束縛しない「パートナー制度」が心地いい。恋人でもセフレでもない

「愛し方」は、カップルによって異なる

 しかし、「病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、妻or夫として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」という結婚式のこの問いに、はたして何%の人が自信を持って「誓います。」と答えているのだろうか。 「愛し方」は、カップルによって異なる 結婚の場合、「浮気」と呼ばれ決定的な証拠になるものは、身体の浮気のみ。「結婚」というものは、己と相手の「身体」を束縛し合うもの。相手の愛を束縛できるものではない。愛(感情)は束縛なんてできないからだ。  いっそ、結婚式自体の言葉を「どんな時も、他の人とセックスしないということを誓いますか?」と言って欲しいとすら思う。そっちの方がどれほど清々しいものか。 「身体」を結婚契約により束縛できたとしても、実際に人の声を聞いてみると、「嫁は抱けないから他で彼女がいる」という声や「旦那の他に彼氏ができた」なんて事も聞く。彼ら・彼女らの家庭は、外側から見て上手くいっている。  彼らはどのように人と結婚をし、愛し続けているのだろうか。  私の話は一旦終わりにし、次回からは他人の恋愛観について探っていこうと思う。 <文/藤しおん> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
藤しおん
18歳の誕生日当日にお水商売デビュー。以降ガールズバー、スナック、キャバクラ、高級クラブなどの夜のお店を転々としていたが、大学卒業とともにお水商売から足を洗う。現在は、会社でOLとして働きながら、人の恋路や人生について相談に乗ったり、観察したりしている26歳♀。twitter:@fujishion
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