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秋元康が絶賛する3500円のラーメンを食べて、思い知らされた10のこと

④白濁スープにだまされてはいけない

中華そば屋・すずらん(恵比寿)「チャーシューワンタン麺」 スープが琥珀(こはく)色に輝いています。そして、一度飲んだら忘れることのできない味わいに、目が覚めるような衝撃が走ることでしょう。店に聞いたところ、「“骨付き肉”を使ってスープ作りはしていない」とのこと。鶏ガラなどを使うことでスープが濁ってしまうんだとか。白濁=濃厚、リッチな味わいと思い込んでいる人は、認識を改めるいいチャンスです。

⑤複雑さは、おいしさの敵になることがある

中華そば屋・すずらん(恵比寿) コショウ このラーメンの素晴らしさは、雑味はもちろんのこと、色々な味がむやみに介在しないこと。複雑な味わいというのは、“何がおいしいのかわからない”という解釈もでき、最終的に味の迷子になってしまう可能性があります。このラーメンは、そんな迷子にならない、確かなおいしさを実感することができます。また、テーブルに置いてある調味料は、コショウのみ。店主は、「これだって、いらないんだけどね」とのこと。

⑥「干しメンマ」が、ウマい

中華そば屋・すずらん(恵比寿)「チャーシューワンタン麺」干しメンマ いつも食べるメンマとは全くの別物。時間をかけて戻した「干しメンマ」を使用しているため、独特の風味や旨味が凝縮されています。また、食感はしっかりしていて味わい深く、いつまでも口の中に入れておきたい、するめのような重厚感。一度食べたら忘れることはできないでしょう。

⑦2万円のラーメンがある

中華そば屋・すずらん(恵比寿)「フカヒレの姿煮込みそば」 レギュラーメニューとしていつでも食べられるのは、チャーシュー麺、ワンタン麺、エビワンタン麺、担々麺など。どれも3000円超のお値段ですが、実はその上が存在するのです。それは、「要予約」と書かれたメニューで、フカヒレの姿煮込みそば(2万円)、九十九里産大はまぐりの汁そば(9000円)など。「ラーメン」の概念を大きく揺らぐ世界が、確実にありそうです。
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マッサージよりもリフレッシュできる食べ物がある
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