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炎上女優が「18年間禁酒」を宣言。意外な理由に汚名返上なるか

 抜群のルックスと高い演技力の持ち主でありながら、米国一の「嫌われ女優」の烙印を押されてしまったアン・ハサウェイ。何かにつけ「わざとらしい」などとネットでバッシングされ、SNS上では「#Hathahate(ハサウェイ嫌い)」が社会現象にまでなった。  ベジタリアンでフェミニスト。そんな完璧すぎる信念も嫌われる理由の1つといわれているアンだが、今回はなんと長期間の「禁酒」を宣言。ただ、それは真面目な道徳心からではないようで……。真面目とは程遠いアンの「禁酒宣言」の意外な理由とは?!
アン・ハサウェイ

アン・ハサウェイ

 3歳の息子が大きくなるまで18年間禁酒すると宣言しているアンだが、それは道徳心からというよりも、二日酔いになりたくないという理由なのだという。 『ボストン・コモン誌』とのインタビューでアンはこう話す。 「別に飲むことが問題だと思って禁酒したわけじゃないの。私の飲み方だと二日酔いになってしまうことが問題だったの。最後の二日酔いは5日も続いたわ。二日酔いになっても大丈夫だった頃はそれでもまた飲んだものだけど、今は子供が家を出るまでそれは無理ね。  でもそこまで思い切ったことをみんながやる必要はないわ。私は飲むことが悪いとは思ってないから。ただ私の飲み方がいけないだけ。個人的にはすごく面白おかしいと思うんだけど、子供がいる自分にとってはあまり面白くて最高と思えないということ。道徳心からってことじゃないわ」  つまり、二日酔いが5日間も続いたことがきっかけで禁酒を決めたという。  1児のママであるアンは、禁酒を決めたことを明かした際、こう説明していた。 「去年の10月にお酒を止めたの。18年間ね。うちの息子が一緒に住んでいる間は飲まないことにした。私は飲んだ時の自分があまり好きじゃないし、あの子は毎朝私を必要とする歳になってきた。1回息子を学校に送っていった時に、運転はしていなかったけど、二日酔いだったの。それだけでも決め手になったわ。そんな風になるのが嫌だったの」

人気女優となった矢先、猛烈なバッシングにあう

プラダを着た悪魔

映画『プラダを着た悪魔』のDVD ※画像はアマゾンより

 ニューヨークで弁護士の父と舞台女優のもとに生まれたアン。1999年放送のテレビシリーズの主人公に抜擢され、華々しいデビューを飾る。  2001年公開の『プリティ・プリンセス』で映画デビューすると、映画のヒットと共に一躍ブレイク。プリンセスのイメージが定着し、いっときは低迷するも2005年公開の映画『ブロークバック・マウンテン』でそのイメージを払拭。  日本でも大ヒットした2006年公開の映画『プラダを着た悪魔』では、鬼編集のアシスタントとして奮闘する主人公をコミカルに演じ、新たな境地を開拓した。  さらに、2012年公開の『レ・ミゼラブル』でアカデミー助演女優賞をはじめ数多くの賞を受賞し、演技派女優としての地位を確立した。  しかし、このアカデミー賞授賞式でのスピーチが「ワザとらしい」とバッシングの的に。また、着ていたドレスも「下品」などと叩かれ、作品とは全く関係のないことで批判を浴びてしまうようになった。SNS上には、アンを誹謗中傷するページまで登場し、アン・ハサウェイとヘイトをかけあわせた「#Hathahate(ハサウェイ嫌い)」という造語まで生まれた。
 さらに、元カレのイタリア人実業家が詐欺で逮捕されるなど、自らへのバッシングに加え、私生活も波乱含みだったアン。こうしたことでストレスが溜まってやけ酒(?!)していたかどうかはわからないが、5日間も二日酔いが続くというのはけっこうな飲みっぷりだったのではないか。  そんな酒好きのアンが、2011年に結婚した俳優アダム・シュルマンとの間に誕生した1人息子のために、禁酒を断行した。日本の芸能界でもアルコールによる不祥事が多い昨今、大きな問題を起こす前に自ら「しばらく飲まない!」と断言したアンの潔さ。バッシングを乗り越え活躍し続けるだけあって、女優として、また人としての強い覚悟を感じる。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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