お肉や牛乳を“置き換える”ヘルシー食品とは?海外ではもう流行中
ヘルスコンシャス先進国に、学ぶ。
先日、ニュージーランド(以下NZ)に行ってまいりました。目的は、ヘルシー志向において先進的な「NZの健康食トレンドをつかむ」ということ。滞在中は、地元民のリアルな食生活やスーパー視察はもちろんのこと、現地で参加したプレゼンテーション(※)により、5つの食トレンドをつかむことができました。
そこで今回は、ニュージーランドにおける栄養及びヘルス業界のトレンドを5つ紹介しながら、日本における食生活でも実践できそうなアイディアを加えてご案内してみたいと思います。
※「ニュージーランドにおける栄養及びヘルス業界のトレンド」(Chris Vogliano管理栄養士 修士によるプレゼンテーション)
「ミートフリー」とは、“お肉”を使わない食事のこと。これは、人の健康面において肥満・糖尿病対策や癌・心臓病予防などにも効果があるとされていますが、経済的節約になるという別の視点も。さらに、牛肉・羊肉・豚肉・鶏肉は大豆に比べて温室効果ガスを排出するため、環境面での配慮にもつながるとされています。日本でも、大豆ミートなどの“フェイクミート商品”が登場しているので、実践しやすい環境が整っています。
【すぐに実践できるアイディア】
・大豆ミート、そら豆ミートを食べる
・おからパウダーや豆腐などを代替として活用する
NZのスーパーに行くと、牛乳の代わりとして、豆乳やアーモンドミルクなどで作られたチーズやヨーグルト、アイスクリームまで多様な商品が並んでいます。これらを代替品として摂取することは、低カロリーであることや環境負荷(畜産による温室効果ガス排出)を減らす可能性がある点で、注目されています。また、アーモンドミルク=ビタミンE、豆乳=イソフラボンなど、特定の栄養素摂取の点でも魅力的。日本でもこれらの代替品はスーパーで気軽に購入することができるようになっています。
【すぐに実践できるアイディア】
・牛乳やヨーグルトなどの乳製品を、豆乳・アーモンドミルク・ライスミルクなどで製造された商品で代替する
①ミートフリー
②乳製品の代替品
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