子どもがいない人生を受け入れることができると、年齢的な焦りから解放されます。幾つになっても、好きな人が現れた時に結婚すればいいからです。
でも、このまま独身で心配なことはあります。それは将来への不安。
いつか働けなくなったときに生活していけるのだろうか。このまま、一人でひっそり孤独死してしまうのではないだろうか。でも、結婚して子供がいても、将来は誰しも不安なのではないでしょうか。

私の場合、このまま独身だったケースを考えて、今から老後資金を貯蓄しています。また、日頃から同年代の独身仲間と交流しています。
遠くの親族より、近くの友人。血縁関係はなくとも、互いにサポートし合える仲間がいれば、老後は楽しく過ごせそうです。
今後はシニア向けシェアハウスが多く登場したり、行政だけでなく民間でおひとりさま老人をサポートするためのサービスが充実してくるのでは、と期待しています。
40歳を過ぎても独身の私は、この先一人できっともどうにかなる。そんな気楽で前向きなマインドを持っています。「一人で生きていけるなら、結婚しなくてもいいのでは?」そう思う人もいることでしょう。
そんな私が、なぜ今も婚活している理由は、自分一人の人生ではなく、大切な人と一緒の人生を歩んでみたくなったからだと思うのです。
相手に幸せにしてもらうのではなく、私がいることで相手を幸せにしてあげたい。一人で過ごす時間より、二人で過ごす時間のほうがずっと充実している。相手の顔を見るだけで、ほっと安心できる。相手のために、もっと仕事を頑張ろうと思える。
「一人より、二人でいるときが幸せ」
いつか、そんな相手と出会えたとき、私の長い婚活の旅をようやく終わらせることができるのかもしれません。
<文/Rikako>
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25歳から42歳まで、婚活歴17年の元婚活ブロガー。結婚相談所から婚活アプリまで、ありとあらゆる婚活を経験した後、2020年に長年の男友達と結婚。