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つらい中絶経験を告白した人気女優が、訴えたかったこと

 映画『バイオ・ハザード』シリーズでおなじみのミラ・ジョヴォヴィッチ。ホンダやパナソニックなどのCMに出演していたこともあり、日本にもゆかりのあるハリウッドの人気女優だ。  第一線で活躍し続けてきたミラだが、過去に中絶手術を受けていたことをこのたび告白した。2年前に経験したというつらい中絶体験を、今回ミラが明かした理由とは…。
『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督との間に2人の子供を持つミラ。しかし2年前、妊娠4か月のときに中絶手術を受けなくてはならなくなったという。 「政治を話題にしたくはないけれど、本当にしなくてはいけないことがあるなら、その時だけは話題にするつもり。今回はまさにそれよ。もし読み続けたくないのなら、止めておいた方がいい」 「経験豊富な医師により安全に中絶することができるという私たち女性の権利が、また脅かされている。先週木曜日に、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事が、レイプや近親相姦の場合も含め、ほとんどの女性が妊娠に気づかない6週目以降の全ての中絶を違法とする酷い書類に署名した」 「これにより、ジョージア州はオハイオ州やミシシッピ州、ケンタッキー州、ノースダコタ州に続き、妊娠6週目での中絶を禁止する法案を通した6番目の州となった。これらの法律はまだ成立していないけれど、これらの州の政治家は成立させようとしている。中絶は、危険で不衛生な状況を強いられることなしでも、女性にとって感情的に十分辛いもの」 「私自身、2年くらい前に(中絶の)緊急手術を受けた。そのとき妊娠4か月半で、東欧で撮影していたときだった」  当時妊娠していたミラは、撮影中に早産になってしまい、緊急で処置が必要となったのだという。また、処置を受けている間ずっと、意識を保っていなければいけなかったことも明かした。
ミラ・ジョヴォヴィッチ

ミラ・ジョヴォヴィッチ

「今までで最も恐ろしい体験の1つだった。今も悪夢を見る。自分は1人でどうしようもなかった。新しい法律のせいで、私が経験したものよりも酷い状況で女性が中絶に直面するかもしれないことを考えると、胃が痛くなる」  手術後はひどいうつ状態に陥り、その後数カ月の間、仕事や人との触れ合いから距離を置いていたというミラ。自身の体験談について話したくなかったとしながらも、こう続けている。 「中絶はこれ以上ない悪夢。経験したいと思う女性はいない。でも、必要な時に安全に中絶する権利を確保するために闘わなくてはいけない。(中絶の権利が)危機に晒されているんだから、黙っていることなんてできない」

多くのセレブが怒りの反対表明

 中絶禁止法が次々と成立しているアメリカ。14日にはアラバマ州で、人工妊娠中絶をほぼ全面的に禁止する法案が可決。これに州知事が署名し、15日に法案が成立した。  これは、妊娠何週目かを問わず、レイプや近親相姦による妊娠でも中絶は認めないという内容のもの。中絶手術を受けた女性は刑事責任を問われないものの、中絶手術を試みた医師は禁錮10年、実際に中絶手術を行なった場合は禁錮99年の量刑が言い渡される可能性もあるという。  母体への深刻な危険が生じた場合には、中絶が認められるというが、このアラバマ州で可決された法案は全米で最も厳しいものとなっている。  これには多くのセレブも怒りをあらわにし、SNSなどで反対を表明。#Me Too運動の火付け役である女優のアリッサ・ミラノは、女性の生殖に関する権利を取り戻すため、「セックス・ストライキ」を呼びかけて法案に抗議している。  そのほか、マイリー・サイラスアリアナ・グランデヘイリー・ビーバーといった女性セレブもSNSで次々と法案に反対を表明。また映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で人気のクリス・エヴァンスといった男性スターからも怒りの声があがった。  性的暴行のサバイバーであることを公表しているレディー・ガガも、ツイッターで激しく非難している。 「これら(中絶)の手術を行った医師たちに、強姦犯よりも重い罰が科せられるということ? 茶番だわ」 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>




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