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「結婚は一度でコリゴリ」独身を貫くバツイチ男性の心境とは……

「結婚しようと思えばできないわけじゃないけど、できれば独身でいたい」  そんな男性たちを描いた深夜連続ドラマ『東京独身男子』(テレビ朝日系。土曜23時15分~)が現在放映中で、一部の女性たちの間で話題になっています。
喧嘩する男女

画像はイメージです(以下同)

 確かに、独身男性のなかには悠々自適の生活を謳歌するために「あえて結婚しない」という姿勢を貫く人も少なくありません。でも、どうやら最初からそういう姿勢だった男性ばかりでもなさそうです。  厚生労働省の「『婚姻に関する統計』の概況(2019年)」によると、離婚した人が離婚後5年以内に再婚をした割合は、30代前半の男性では約36.5%、30代後半では約29.3%。約3人に1人が再婚していることになります。残りの2人も5年以降に再婚する可能性はあるので、婚活市場を考えれば大きなマーケットですよね。  ただ、その中にも斉藤工演じる審美歯科・院長の三好のように、一度した結婚で懲りてしまい「敢えて結婚しない」という選択肢を選んでいる男性もいるよう。今回は、そんな男性の話を聞いてみました。

19歳でデキ婚。結婚の辛い思い出がトラウマに

「実は、一度結婚していたんです。だから、2回もする必要はないかなって」  そう語るのは、電気工事会社に勤める宮田和成さん(仮名・36歳)。19歳のとき、高校の同級生とデキちゃった婚をしますが、わずか3年で離婚。そのときの辛い経験がトラウマとなり、再婚の意欲は失せてしまったといいます。 「彼女は家事や育児をせずに毎日のように遊び歩き、別れたのも向こうの浮気が原因でした。お互い若かったのかもしれませんがケンカが絶えず、結婚生活に何の魅力も感じなかった。だったら生涯独身で過ごし、女性とは結婚ではなく恋人としてずっと付き合ったほうがいいと考えるようになったんです」 女性を責める男性 子供は彼女の義両親が引き取って育てたそうですが、その我が子の存在も再婚から足を遠のかせる一因になっているようです。 「すでに1人いるわけですし、2人目3人目の子供が欲しいという考えはなかったんです。現在高校生の息子とは時々会っているし、関係は悪くないありません。大学進学を希望しているので学費もすでに用意しています。離婚したことは申し訳ないと思っていますが、最低限の責任は果たしたつもりですし、残りの人生は稼いだお金を自分のために使いたい。この先、結婚してまた扶養義務が発生するなんてカンベンしてもらいたいですし、だったら共働きで同棲を選ぶでしょうね。子供を作る気がないのに、わざわざ籍を入れる必要なんてないじゃないですか」
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恋人にやっぱり結婚したいと言われたけれど……
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