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Youtuber同士でバトルぼっ発。号泣動画が炎上して、フォロワー300万人減も…

1カ月のユーチューバー戦争、結局は誰が得をした?

 事態が収束したのはコーチェラから丸1カ月が経った5月18日。  前述の反論動画を投稿した直後、ジェームズが「動画をアップしましたが、新たな諍(いさか)いを起こすためのものではありません。全て物語には双方の言い分があります。みなさんはその両方を聞きました。僕はもうこの件は忘れます」 というメッセージを投稿すると、今までのいがみ合いが嘘のように騒動が収まります。  翌日の5月19日には、先輩二人も事態の収束を願う動画や声明文を投稿。  ジェフリーはユーチューブ動画「Never Doing This Again(もう二度とこんなことはしません)」で、「駆け引きはもううんざり。みんなが求めていることを言うつもりはありません。他人の揉めごとに首を突っ込んでしまったことを恥じています」と謝罪。  タティはツイッターで、「美容ユーチューバー界と私たち、そして観ている方々のメンタル・ヘルスを考慮して、本件はもう終わりにしたいと思います。今後はこの騒動に関する発言は一切しません」と発表しました。  終わってみれば、ジェームズのチャンネル登録者数は1530万人(騒動前は1600万)と騒動前の数に近づいていますし、タティは1000万人以上と激増(騒動前は500万)、ジェフリーの登録者数は1500万人で変わりなし。数だけで判断すれば、得をしたのは最初に視聴者の同情を引いたタティだけということになります。  子どもが憧れる職業1位のユーチューバーの世界もなかなか大変そうだな、と思い知らされた騒動でした。 Sources:「Vox」「CNN」 <文/アメリカ在住・橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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