サムソン:見城徹のTwitterはもうちょっと面白くなるかと思ってたのにやめちゃって残念。
能町:ファボ欄が面白かったんだよ。
サムソン:見城さんが「いいね」をつけた人のリストがね。
能町:そうそう、自分を褒めるツイートばっかり「いいね」してたの、見ててすごい恥ずかしかった。
サムソン:他の人からも「いいね」が見られるの知らないんじゃないかしら。
能町:たぶんそう。
サムソン:Twitter でエロ動画しか「いいね」してない人とかも、他の人からも見られるの知らないんじゃないかなって。Twitterでイケメンのゲイの「いいね」を見るとネトウヨのリストになってたりとかもするのよ。
能町:わかっちゃうの怖いね。
サムソン:「いいね」は気をつけた方がいい、結論はこれね!
能町:全然本筋に触れてませんけど(笑)。もともとは、百田尚樹の『日本国紀』がWikipediaとかからのパクリだったことを津原泰水が指摘したから、津原泰水の単行本が幻冬舎から出なくなったんでしょ?
サムソン:そうなんだ。
能町:私、百田尚樹が週刊文春で連載しているときに、普通に百田尚樹をディスる記事を文春の連載に書いたんですけど、やっぱりちょっと修正させられましたよ。文春ですら……。
サムソン:まあ仕方ないかもしれないね。
能町:ただ、書かないでくれとまでは言われなかった。私はTwitter上では百田尚樹と1回も絡んだことないのに、彼は私のことをブロックしてるんですよ。たぶんあの記事を読んだからじゃないかな。きっとチェックしてるんですよ、臆病者だから。
サムソン:ちっちゃいね。
――Newsweek日本版が、「百田尚樹現象モンスターはなぜ愛されるのか」という特集をして話題になりました。
「Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2019年6/4号」CCCメディアハウス
サムソン:百田尚樹現象って、是か非か問われると是ではないんだけど、ここまでみんなでもてなしちゃうのは気持ち悪いわ。
能町:持ち上げること自体がね。
サムソン:だってこの人ゲテモノじゃん。ゲテモノ枠になんでいちいち世論が動くの?
能町:トランプみたいなものでしょ? 大統領になるわけがないキャラの人が大統領になった、みたいな。
サムソン:私最近ネットフリックスの『ル・ポールのドラァグ・レース』を気が狂ったように観てるじゃないですか。あれ2008年~2009年に始まってるんだけど、当初からトランプがおちょくられる役でちょこちょこ出てくるのよ。トランプは昔からアメリカじゃこういう扱いだったんだなって。
能町:そういうことなんでしょうね。
アメリカ中のドラァグクイーンたちが競う勝ち抜きオーディション番組(画像:ネットフリックス『ル・ポールのドラァグ・レース』より)
能町:日本で今、百田が立候補したら当選するよね。
サムソン:長谷川(豊)さんがあれだけヤバいのに維新の公認候補になるくらいだから百田なんて絶対当選する。
能町:長谷川豊はその後に公認取り消されてるけどね。でも地方だったら百田はトップ当選しちゃうよ。
サムソン:大阪は(横山)ノックが府知事やってたんですから、そりゃ何でもあるよ。
能町:東京も小池百合子だしな……。
――小池都知事といえば、東京オリンピックの暑さ対策で頭にかぶるタイプの傘を発表しましたが……。
能町:あれ、シニア向け雑誌の後ろの方によく載ってるやつですよね。
サムソン:550円くらいの。
能町:いくらで売るのかな? 1万円ぐらいするかもしれないよ。あの傘のモデルの人はどうやって選ばれたのかね。目が死んでたけど。
サムソン:もちろん公務員なんでしょうね。