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助けて…目の前でセクハラされる妻に、夫がとった最低な態度

 どんなに好きな相手でも、ふとした瞬間に気持ちが冷めてしまうことってありますよね。特に相手が夫の場合、冷めてからの気持ちの反動は大きいようです。「私が夫に冷めた瞬間」を女性に聞いてみました。  話を聞いたのは、結婚間もなくして都内から関西に移住した主婦の本田めぐみさん(仮名・29歳)。都内の飲料メーカーに勤めていた夫が関西に移住した理由は、実家の家業を継ぐためでした。

酒屋に嫁いだら、祭りに駆り出され…

酒屋に嫁いだら、祭りに駆り出され…「夫の実家は地元で何代も続く酒屋さん。長男の夫は結婚したら実家に戻るのが最初から決まっていて、私もそれに了承していたんです。私の実家は神奈川県だったので、うちの親は孫にあまり会えなくなるのは寂しがっていましたが、関西と横浜の距離だし会おうと思えばいつでも会いに行けると思っていたんです」  住まいは夫の実家の近くを借りたというめぐみさん。しかし初めて夏を迎えたとき、めぐみさんは夫の地元の洗礼を受けたといいます。 「夫の地元では、夏になると毎年お祭りが行われるんです。はじめは子供と『お祭り楽しみだねー』なんて呑気に構えていたのですが、それが大きな間違いでした。地元で長く自営業をやっている夫の実家は祭りの自治会に入っていたんです。  しかも酒屋なので、祭りの日には自治会の神輿を担ぐ人達にお酒を用意しなければいけないんです。姑さんはもちろん、私も祭りの手伝いとして駆り出されました。子供を部屋の中で遊ばせて、何十人分のビールだけでなく食事も作らなければいけないので、お祭りを楽しむ余裕なんかありませんでしたね」  しかも、ただお酒を提供するだけでなくお酌もしなければいけなかったといいます。そんなときに事件が起こりました。

セクハラおやじ&モラハラ夫に怒り心頭

嫁にセクハラ「自治会の少し年配の人たちにお酌しているときに、突然お尻を触られたんです。思わず声を上げてその席を離れるとふいに夫に呼び出されました。しかも『お前、なんであそこの席にお酌しないんだ』と、かなり酔っぱらっている様子でした。  私がお尻を触られたことを言うと『そのくらい我慢しろよ! この辺の人たちは昔からの付き合いだし、うちの店だって贔屓してもらってるんだから』と言って、私が怒られたんです! さらに『こういう席なんだから空気読めよ』とまで言われて、正直唖然としましたね」  その後、自治会の席に戻ったというめぐみさん。さらにセクハラは続いたといいます。 「お触りぐらいならかわせるようになったんですが、夫に『お前らのところ2人目はまだか?』『ちゃんと毎晩ヤらないとダメだぞ!』とか散々セクハラ発言を連発。しかも義父母や子供の聞こえる前で。  さらにお酌だけでなく『灰皿一杯になったから替えてよ』とか『おねーちゃん、座りな』と無理矢理、隣に座らせそうになったり……。夫は目で『空気読め』と合図してくるし、私はホステスじゃない! と言いたかったのをグッと我慢しましたね」
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祭りの後、夫に怒りをぶつけると…
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