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愛猫やエアコンが病気の原因に…健康な部屋にするには

 病気になる家の特徴を探るこのシリーズ。家のつくりだけではなく、暮らし方でも病気になる可能性があるという。そこで取材班は、築35年、2階建ての都内のお宅を訪問。隅々までチェックし、暮らしぶりを有識者たちに分析してもらった。前編ではトイレやバスルームを見てきたが、後編ではさらに3つのポイントを教えてもらった。 【前編】⇒トイレやバスルームが原因で病気になる?気をつける掃除のポイント

①愛猫たちがホコリとダニを家中に運搬

 いまや3世帯に1世帯は動物を飼っているといわれるほど、ペット愛好家の多い日本。さらに近年の猫ブームよろしく、当お宅では4匹の猫が飼育されている。しかし、家の中を自由に移動できるようになっているために、愛猫が病原体を運んでしまう恐れが。
病気になる暮らし方 ペット

猫はベッドやソファなど、居心地がよく人が休む場所も好んで占拠する。

「猫は狭いところに入り込むのを好むため、そこからホコリを全身につけて出てくるわけです」(環境衛生コンサルタント・松本氏)  また、呼吸器内科医・大谷氏はダニによるぜんそくの可能性を指摘する。 「ダニは夏に繁殖して秋に死にます。ペットが毛とともにそこら中にダニの死骸を落とすため、夏の終わりから咳が出だしたら、ダニによるぜんそく、アレルギーと考えられるでしょう」  さらに松本氏は、カーペットなどの敷物との組み合わせによってリスクがより高まると解説する。 「カーペットやラグマットは、動物の毛が絡まりやすいです。面倒で怠りがちですが、定期的な洗濯と天日干しを行ってください」  ペット対策はペット自身の健康にも繋がる。重い腰を上げよう。
病気になる暮らし方 ペット

猫によってキズをつけられた壁も不衛生だ

②寝室ではカビを蓄えたエアコンが病を拡散

 続いては寝室。ベッドや枕カバーを指摘されるかと思いきや、有識者たちはまず、エアコンに注目。
病気になる暮らし方 寝室

フィルターカバーをめくってみると黒カビがびっしりついていることもめずらしくない。

「結露で湿気が溜まりやすく、フィルターにカビが付着している可能性があります」(総合内科専門医・大森氏)  松本氏も同様の危惧を抱く。 「掃除している気配がなく、大変心配ですね。内部はカビまみれになっていると思います。この状態で起動すれば、自ら病原体を部屋中にまき散らすのと一緒で、病気のリスクも高いでしょう」  さらにカーテンにも気をつけたい。大谷氏が次のように指摘する。 「窓際は結露するため、カーテンは湿気を吸っています。ホコリもつきやすく、特に床と接している部分には黒カビが発生しがち。きちんと洗濯をしましょう。」
病気になる暮らし方 寝室②

カーテンも季節ごとに洗濯を

 ぜんそくの危険はすぐそばにあるのだ。ちなみに、洗濯槽自体の除菌、消毒も非常に大切だ。 「洗剤を入れて洗濯をしているからと、見落とされがちな場所の代表格。2か月に1回は専用の洗剤で洗浄してください」(松本氏)  洗濯で菌まみれにはしたくない。
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キッチンでは、上昇気流が隅々まで汚れを運搬
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