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『いだてん』の女性選手たちに涙。もう低視聴率とか関係ない

いだてん人見絹枝

菅原小春が演じた人見絹枝(写真:NHK提供)

 なかでも、多くの女性の涙を誘ったのは…100メートルでまさかの4位落選となった後、800メートルに出場させてほしいという、控え室で涙ながらに訴えるシーンでした。 「『男は負けても帰れるでしょう! でも女は帰れません! 負けたら、やっぱり女はダメだ、男の真似して走っても役に立たない、と笑われます! 日本の……女子選手全員の希望が、夢が…』の鬼気迫る表情には、見る者すべての胸を締め付ける切なさがありました。  そして運命の800メートルで、力強い走りから、疲れと苦しさ襲ってきた後、モノクロ映像が色づき、カラーになった途端、時代の大きな扉が開いたと感じました」(田幸さん)  今からは考えられないほど、女性が法律的・制度的に“差別”されていた戦前(なんせ、女性は選挙で投票も立候補もできなかった)。そんな時代に道を切りひらいてくれた女性アスリートたちに、感謝と尊敬の念があふれてくるのです。 <文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
女子SPA!編集部
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