「丸亀製麺」をダイエット中に食べるなら。おすすめ3つ、NG2つ
こんにちは。ビューティーフードアドバイザー・ヨガインストラクターの高木沙織です。
うどんは麺だけであれば比較的低カロリーですが、つゆや具材を追加して食べるため、それによってカロリーは大きく変動します。また、小麦粉を原料に作られているため、血糖値の上昇や食欲の増進も気になるところです。
そこで今回はうどんチェーン『丸亀製麺』のメニューを例に、ダイエット中は我慢したいメニューと、食べてもいいメニューを紹介していきます。
『丸亀製麺』では公式にカロリーを発表していませんが、次のガッツリ系のメニューはダイエット中は控えると安心かも。
まずは、「カレーうどん(温)」。スパイスのピリ辛さが効いたパワーを出したいときなどにオススメのメニューです。一般的にカレーうどんにはカレー粉や小麦粉が使われていたり、脂身のついた豚肉、油揚げなどの具材が使われていたりするため、うどんの中では高カロリーなものに分類されるでしょう。
一見ヘルシーそうな「高菜明太釜玉うどん(温)」ですが、高菜や明太子といった辛味があり、しっかりとした味付けがされた食材により食欲が刺激されることがあるかも。おむすびを追加しないように!
さて、ダイエット中におすすめのメニューを紹介する前に、うどんを食べる際に注意したいのが食後の血糖値の上昇です。前述した通り小麦粉を原料とするうどんは炭水化物の塊ですが、炭水化物は「糖質」と「食物繊維」で構成されています。食物繊維は消化吸収されることなく排出されてしまいます。では糖質はというと・・
本来人間の体は食事を摂って血糖値が上がると、インスリンが分泌され血糖値を下げるように働きます。
しかし、空腹時にいきなり糖質を摂取すると血糖値が一気に上昇し、インスリンの処理が追いつかず血糖が余ります。そうなると更に多くのインスリンが分泌されるのですが、なんと今度は余った糖を中性脂肪に変えて蓄えるように働いてしまうのです。
そこでうどんを食べる時におすすめしたいのが、“食前に野菜ジースを飲む”ことです。野菜には血糖値の上昇を抑える成分が含まれていますが、野菜ジュースの飲用でも代用可能であることを、カゴメ株式会社が2015年に実験して明らかにしています。
実験では健常な大学生8人を対象に白米(106g)を摂取する15分前、30分前、60分前に野菜ジュース(200mL)を摂取してもらい、それぞれ白米だけを食べた時と、血糖値最大変化量を比較。結果は白米摂取の30分前に野菜ジュースを飲むことが最も効果的であることがわかりました。
うどんを食べる前に野菜ジュースを飲むことをお忘れなく!
ダイエット中は我慢したいメニュー
うどんを食べる前に野菜ジュースを飲もう!
1
2