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「お前は楽でいいな」とか見下してくる夫とどう付き合う?/ジェーン・スー×中野信子

 対談本『女に生まれてモヤってる!』(小学館)を上梓したコラムニストのジェーン・スーさんと脳科学者の中野信子さん。
ジェーン・スー/中野信子 『女に生まれてモヤってる!』(小学館)

ジェーン・スー/中野信子 『女に生まれてモヤってる!』(小学館)

「女らしさ」に絡め取られ、自分らしくいられないなら撤収してよし! と、背中を押してもらった第1回。第3回は、前回に続いて人生相談。20代~40代の女性と結婚にまつわるよくある「モヤり」から脱出する術をおふたりからアドバイスいただきました!

夫から“下”に見られている妻の相談

Case2 <夫からなんとなく“下”に見られ、プチモラハラな態度を取られ続けています。でも、経済的なことなど考えると別れる決心がつかず、がまんしているのですが…> 中野:これ、難しいね。「私さえ我慢すれば」「我慢できない私は失格」みたいに思い込んでしまいがちですし。モラハラしてくる人を変えるのは難しく、そういう人は選ばないという選択がいちばんなんですが……まずは、暴力をふるうかどうか。暴力があったら、それは別れる理由にしていいと思うんです。 スー:最低ラインとして、暴力に出たらアウト、と。 中野:メンタル面でバカにしてくる相手への対処法も、ないわけではないんです。それは、相手にうしろめたさを感じさせるというやり方。「そういうあなたってどうなの?」「痛々しいですよ」と自覚させる。第三者がいたほうがよくて、たとえば、公の場で周囲から「えっ!」って顔をされるというのも大きい。 スー:「そういうことをする人って、恥ずかしいからやめたほうがいいよ」って自覚させるのは効きますね。

モラハラするのは、正当な評価を受けていない不満の裏返し

中野:以前付き合っていた条件だけ言えば申し分なかった元彼もわりとモラハラ的な人でしたが、「この人、ヤバくない?」と踏ん切りがついたのが、彼の後輩と一緒に食事をしたときなんです。会話やふるまいで、後輩からバカにされているのがわかってしまった。 スー:それ、きついね。
ジェーン・スー/中野信子 『女に生まれてモヤってる!』(小学館)

中野信子氏

中野:空いばり的な人なんだってわかって。それで気持ちが冷めていったのもありましたね。 スー:自分に見せている顔と世間に見せている顔が違う人っているからね。 中野:それを本人に自覚させたら、モラハラは鎮火していくかもしれない。 スー:中野さんから実践的な話があったので、私からは理想論的な話をすると、「お前はラクでいいよな」みたいな、下に見る言い方をするのって、完全に「自分は評価されていない」というサインの裏返しなんだと思うんですね。  彼の何が大変なのか、どこをケアすると彼自身が自分の存在価値を認められるのかを探してみる。一回、そこを介してからでもいいかな、って思います。
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親からの結婚圧力がツライ…
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