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ヒーロー俳優が「ディズニーランドで逮捕された」過去を告白。逮捕理由にビックリ

 世界で最も稼ぐ俳優の1人、ロバ―ト・ダウニーJr(54)が、若かりし頃に訪れたディズニーランドで逮捕されたと衝撃告白をした。長年にわたり、スーパーヒーロであるアイアンマンを演じ、人々を感動させてきたロバート。一体何があったのか?
ロバ―ト・ダウニーJr

ロバ―ト・ダウニーJr

 かつては薬物問題を抱えていたことでも知られるロバート。ディズニーランドのゴンドラで大麻を吸い、警察のお世話になったという。  2003年に薬物問題を克服して以降、ディズニー映画での活躍が認められ、今回ウォルト・ディズニーカンパニーから「ディズニー・レジェンド」賞を授与されたロバート。公式イベント「D23 Expo」にて過去の過ちを明かしたかたちだ。 「ちょっとした豆知識をお伝えします。私が人生で初めてディズニー・ランドを訪れた際、他の場所に連れて行かれたのです。逮捕された直後でした」 「連れて行かれた施設は驚くほど親切に手続きをしてくれる場所でした。そこで厳重注意されたあと、私の記憶が確かなら、ひどく落胆した付き添いの人の元に戻されました。しばらくの間、この恥ずべき出来事について口を閉ざしていましたが、今夜公表することにします」 「許可もなくゴンドラで大麻を吸っていた私を拘束した方々にお詫びしたいです。あと、誤解のないようにしておくと、そもそも、ゴンドラで大麻を吸える許可なんてないですよね
 ディズニー製作の映画出演は2006年の『シャギー・ドッグ』から始まり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のアイアンマンことトニー・スターク役で大ブレイクを果たしたロバート。スピーチでは、ディズニーに対する感謝の気持ちも表した。 「このように、豊かで多様性あふれる人々が集結したグループの一員でいられることに感謝しています。ここにいるすべての人々が、創造的表現というレンズを通し、人生における多くの挑戦を映し出そうと模索しているのです」 「私自身にとっては、長年に渡りトニーを演じたこと、それはテクノロジーが人類にとって啓発になることもあれば、破壊に導くこともあるというテーマを示すことでした。これは本当に価値があるテーマで、これからも自問し続けていくことでしょう。正直なところ、私に与えられた素晴らしいギフトです」

子供時代からの薬物依存を克服。アイアンマンはハマリ役だった

 俳優で映画監督だった父ロバート・ダウニー・Srのもと、幼少期に俳優デビューし、頭角をあらわしたロバート。だが、ドラッグを常用していた父の影響により、ロバートも子供時代よりドラッグ漬けの生活を送ることに。  1996年に麻薬不法所持により初めて逮捕されたのを皮切りに、薬物問題で6回逮捕されている。また、仮出所後に出演した人気ドラマ「アリー・myラブ」放送中の2001年に再逮捕され番組を降板したことも。このとき、ロバートの再起を信じていたアリー役のキャリスタ・フロックハートはショックを受け倒れたといわれている。  それでもなかなか薬物を絶つことができずにいたが、2003年ついに薬物依存を克服。ロバートはのちに、母親からの1本の電話が薬物の問題から抜け出すきっかけになったことを明かしている。  そして、2008年公開の映画「アイアンマン」で主人公のトニー役を演じたことで人気に火がつき、完全復活を果たした。
 その後もMCUの『アイアンマン』や『アベンジャーズ』シリーズを大ヒットに導いてきたロバート。実生活でも薬物問題と闘ってきた経験を持つがゆえ、波乱の人生を送るトニーはまさにハマり役で、2人に共通点を感じた映画ファンから圧倒的な支持を得てきた。  そして、ディズニーランドで大麻を吸って逮捕された青年はいま、ディズニーレジェンドに。ロバートは、応援してくれたファンに感謝の気持ちを示した上で、『アべンジャーズ/エンドゲーム』で帰らぬ人となったトニーについて、こんな含みを持たせて締めた。 「私は(トニーの)ファンであり続けます。未来に乾杯」  ロバートがまたいつの日か、スーパーヒーローとしてスクリーンに登場する日を楽しみにしたい。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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