両親の大反対を押し切って国際結婚。カナダ人夫の意外な行動が和解のきっかけに…
彼が送り続けた手紙が両親と和解のきっかけに
実家では以前とは別人のような態度で彼のことを迎え入れ、初孫となる一美さんの息子をデレ顔であやす父親の姿がそこにあったとか。両親とはまだギクシャクする部分もあったそうですが、ようやく結婚を認めてくれたと実感できた瞬間でした。
「実家を離れる最後の晩、父親から『今まですまなかった』と今までのことを謝罪されました。そのとき知ったのですが、結婚した後もカレは両親にたどたどしい日本語で何通も手紙を出しており、私の出産後も子供の写真を同封して送っていたそうです。
まさかカレがあれほど結婚に反対してきた両親にそんなことをしてくれていたとは思っておらず、うれしさや今までのいろんな気持ちがこみあげて涙が止まりませんでした。おかげで今ではカレと両親も仲良しで、カナダにも何度も遊びに来てくれています」
いくら結婚に反対していてもそこは親。娘の幸せを誰よりも願っていたのかもしれませんね。
―恋愛バトルの顛末―
<文/トシタカマサ イラスト/やましたともこ>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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