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47歳婚活女性が、「好きなタイプの男」を追いかけるのをやめた結果

 15年以上に渡って、約1万人以上の女性たち(20代から50代)をホロスコープ鑑定してきた都内在住の占い師Mさん。占い好きな女性は多いものですが、Mさんのもとには、わらにもすがる思いで、切羽詰まりまくりな相談者がやってくるのだとか。そんな女性たちを3回に渡ってご紹介します。今回は第2回目です。
ホロスコープ

写真はイメージです(以下同じ)

婚活開始したけど、理想を変えられないアラフィフ女性

 アパレル会社の管理職として、全国を飛びまわり仕事に明け暮れるうちに婚期を逃して、気がついたら40代後半になっていた真由美さん(47歳・仮名)。 「婚活してみたはいいけど、私が好きなタイプって結婚に興味なさそうな、おしゃれ系男性だって気付いたんです……」  婚活を開始した真由美さんは、そんな理想と現実のギャップに悩みます。 「仕事に夢中になるあまり、気づいたら、43歳。有意義だったけど、このままの生活を送っていたら婚期を逃す! と思って、時間の融通がきく派遣社員に転職しました。余裕は出来たものの、男性を選ぶ理想の高さは変えられず、相変わらずおしゃれなアパレル系の男性と恋愛をしていました。でもいざ結婚となると、みんな逃げてしまって。とうとう47歳のアラフィフになってしまいました」。  そんなある日、全くタイプではない男性と出会います。

友人から紹介された年下男性、全然タイプじゃなかったけど…

「友人との飲み会で、作業服を着た自営業の7歳年下の男性を紹介されました。正直、ダサくて全然タイプじゃない。男性から猛アタックされたんですけど、お腹もぷっくり出たおじさんで、どうしても好きになれないんです。でも、このままだと結局“あえて結婚はしない男”を追いかけちゃうので、もう占いでもいいから、背中を押してほしい気持ちもあって頼ってみたんです」 作業着の男性 占いによると、牡羊座のその男性はピュアで、飾り気がないけど、実直な性格。これまで付き合ってきたアパレルのおしゃれな男性とは正反対に、「好きな女性を守りたいタイプの男性」と鑑定されたそうです。 「ちょうどその頃、父親が心臓の病気で入院し、一人っ子の私は病弱な母を抱えて、不安な日々が続いていました。そんな時に、作業服の彼が、母親に美味しいお弁当を届けてくれたり、入院中の父親に付き添ってくれたりしたんです。私に好かれようとして、ポイント稼ぎ? とも一瞬思いましたが、どうやら狙ったわけじゃないこともわかり、彼の優しさが本当に身にしみました。」  そんなこともあり彼の申し出を受けることにした真由美さん。初めて彼の部屋を訪れると、素朴な彼の性格がにじみ出ていたそうです。

現実に結婚できる相手と、理想の男性は違うと納得

「これまでアパレル関係のおしゃれな独身男性の部屋は、きちんと片づいていて、センスのいい家具が置かれて、まるで快適な都会生活の象徴のようでした。ところが彼の部屋は、必要最低限のものしかなく、全く飾り気のない部屋。でも彼と一緒に過ごすうちに『結婚というのは、生活を共にしていくこと。恋とは違う』と今まで言い聞かせてきた言葉が、ストンと納得できるようになりました」  出会ってからずっと親切にしてくれた彼こそ、結婚相手だとわかったと真由美さん。結婚後、実家をリフォームして、両親と一緒に同居することにしたそうです。 同居 リフォーム 新居 夫婦 カップル「一人っ子の私にとって、両親との同居は何よりも安心。私のことを想ってくれているから、『同居』という選択も受け入れてくれたのだと、彼に感謝しています」  正直、占い師でなくても、47歳の女性がイケメンにこだわる不毛さは誰だってわかります。でも友達や結婚相談所などでなく、占い師の言うことだから、真由美さんも素直にきけたのかも。占い師Mさんは真由美さんの結婚を次のように分析します。 「高橋一生や斎藤工が出演したドラマ『東京独身男子』が今年の春放送されていましたよね。ハイスペックな彼らはまさに“素敵男子”。真由美さんがこれまで交際してきた男性たちも素敵男子ですが、彼らは自由に生きることが快適なため、真由美さんが結婚を話題にすると逃げていきます。  真由美さんが肩透かしを食らうと『私って彼にとって何だったの?』という失望感でいっぱいになり、逃げていく男の背中から男のずるさを感じ取ってきたのでしょう。そんな時に、純粋に彼女を愛してくれる男性が現れた。見た目はまったくイケてなくても、これまで感じてこなかった自分に対する愛情が身に染みたのではないでしょうか。  無理な理想を追わなかったからこそ、真由美さんは自分を変えなくてもよかった。それが彼女の幸せにつながったんです」  おとぎ話のように理想の相手と結婚できれば、一番かもしれませんが、自分の理想男性が現実的に結婚に向いている男性とは異なる場合もありますよね。「タイプじゃないから」といって目を向けなかったところに、もしかしたら意外な出会いが転がっているのかもしれません。 <取材・文/夏目かをる> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
夏目かをる
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪
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