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人気歌手の母親が告白「いじめに遭う娘の助け方がわからなかった」

 いまや世界的人気を誇る歌手レディー・ガガ(33)。しかし、学生時代には「屈辱、愚弄され、孤立していた」そうだ。ガガの母シンシア・ジャーマノッタさんが、このたび出演したトーク番組で明かした。  ガガの「美人ママ」として知られ、悩みを抱える若者たちを支援する活動家としても有名なシンシアさん。番組の中では、当時を振り返り「娘を見ているのがつらかった」と心情を吐露する場面もあった。
レディー・ガガ

レディー・ガガ

 学生時代はさまざまな困難に直面したというガガ(本名:ステファニー・ジャーマノッタ)。米テレビ局CBSの番組『ディス・モーニング』に出演したシンシアさんは、当時をこう振り返っている。 「ステファニーはとてもユニークだったので、学校の子達からは良い目で見られていませんでした。結果として、娘は何度も困難な時期を過ごしました。屈辱を受け、からかわれ、孤立していたのです。若い女性にとって、こうした経験は深刻な影響を及ぼします」 「娘が中学校の時、変化に気がつきました。ハッピーで向上心のある女の子が、自分自身の価値に疑問を持ち始めるようになったのです」  娘を助けたかったというシンシアさんだが、当時はどう対処してよいかわからなかったという。 「自分の家庭内でこうしたことが起こった時、何を頼っていいのかわかりませんでした。親として、この問題に向き合う準備ができていなかったのです」  こうした経験をもとに、2012年にはガガと共同で「ボーン・ディス・ウェイ財団」を立ち上げ、メンタルヘルスの大切さや理解を広める活動を行ってきたシンシアさん。今年5月には、WHO(世界保健機関)から親善大使に任命されたが、かつての自分と同じような悩みを持つ親たちに、番組のなかでこう呼びかけた。 「親として最も大事なことは、子供の話をよく聞き、理解することです。私が娘から学んだことは、よく話を聞いて、彼女の気持ちが本物であると受け止めることでした。親というのは本能的に、問題を解決しようと思ってしまいます。ただ実際には、子供は親に真剣に受け止めてもらいたい、そして話を理解してほしいと思っているのです」
「親御さんたちには、自分をさらけ出だしてもらいたいと思います。現在や過去に自分が経験した苦悩をお子さんに話してあげてください。それが、健全な会話と良い行動を生み出すことにつながります。とにかく大事なのは子供と話すこと。そして伝えましょう。大丈夫じゃない時があったっていいんだよとね」 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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