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木下優樹菜みたい?主婦たちの元ヤンキー気質がつい出ちゃった瞬間

元ヤンの母、娘が男の子に押されてケガしたと聞いて

 田辺眞美子さん(仮名・31歳・主婦)には4歳になる娘・Y実ちゃんがいます。 「実は先日幼稚園にY実を迎えに行ったら、乱暴な男の子に押されて転んでしまい、けがをして痛いと涙目でしょんぼりしていて」  確かに、Y実ちゃんのヒザが少しすりむけていたそう。 「先生に何があったのかたずねてみたら『ちょっとぶつかって転んじゃったみたいで…でも、もう握手して仲直りしたので大丈夫ですよ』と言われましたが、なんか納得いかなくて」
幼稚園、保母、子供

写真はイメージです(以下同じ)

 帰り道にY実ちゃんからよく話を聞くと、トイレに行こうと歩いていたら、背後からいきなり突き飛ばされて、そのまま前に転んでしまったようでした。 「背後から突き飛ばすなんて、卑怯じゃないですか?私、そういうの昔から嫌いなんですよね」  眞美子さんは中学生の頃、かなりのヤンキーで、勉強もせずヤンチャな先輩達と遊び回っていましたが、卑怯なマネだけはしてこなかったそう。 「私はケンカの時も真正面からぶつかっていくタイプでした。もちろん武器など使わずに…拳で勝負ですよ(笑)」

娘にケガを負わせた男の子をついギロっとにらんでしまった

 翌朝、Y実ちゃんを幼稚園まで送り届けると眞美子さんは「昨日、突き飛ばしたのはどの子?」とこっそり聞いてみました。 「すると、最近増えてるシワシワネーム(キラキラネームに対して、明治・大正時代にはやったような古風な名前)の体が大きい男の子でした。私、ついその子を思い切りギロッとにらんでしまったんですよね」  すると、その男の子は腰を抜かしたようにしゃがみ込んで静かにポロポロ涙をこぼしたそう。 「よほど怖かったのでしょうか?まぁ、その男の子には悪い事しちゃいましたが…それ以来うちのY実に優しくしてくれてるみたいなんで良かったです(笑)」 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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