大切なのは“
見つめ合いながらの触れ合い”です。この大切さは、赤ちゃんがお母さんに慈しみ抱きしめられることを人生最高の喜びにしていることと同じです。そういう意味で、セックスの喜びは赤ちゃん返りと言えるでしょう。

いい大人が、全身を優しく丁寧に撫でられることで、自分が大切にされているんだと感じ涙を流すことが結構あります。あなたに必要なのは、こういった意味のセックスです。
“見つめ合いながらの触れ合い”の特徴の1つは、お互いに恋愛感情がなかったとしても、信頼関係さえ出来ていれば充分なほどの効果を発揮することです。きっと、彼じゃなくてもセフレだったり、それに慣れている女性にされるんでも喜んでもらえると思います。こればっかりは実際に経験してもらわないと納得できないものです。
僕の講演会に来た人で、「森林さんに言われて夫以外の人とセックスしてみたのですが、想像以上に楽しめました。でもだからって夫への愛情がなくなったわけではないんです。セックスって、いい意味でたいしたことないんだって経験してみてわかりました。」と報告してくれた人がいました。
セックスと愛の区別は経験しないとわからないことですが、無理に経験する必要はありません。彼以外としたくないのならする必要はありませんが、こういう話があるということは頭の片隅に置いといてください。

繰り返しますが、性の喜びって、肉体的刺激もさることながら、どれだけ向き合えているかに左右されるものです。もしかしたら、心を通わせたいと考えるあなたはそれをわかっているでしょう。けれど、そこが彼との間には致命的に欠けているから回数や頻度でカバーしようとしてしまうのです。
でもそれって、絶対にカバーできないんですよ。もう、回数や頻度にこだわるのはやめ、一度セックスにこだわるのもやめ、日常生活において向き合うことから始めていきましょう。
2人で何気なく過ごす時間を大切にできてるのか、そこから見つめ直してみてください。
その何気ない時間の中で、マッサージのようなボディータッチを含むスキンシップを積み重ね、その延長でセックスに流れるのです。セックスが目的ではなくあくまでおまけです。どうしても彼にこだわるなら長期戦です。