非常に難しいし、結果が伴う可能性も少ないのですが、彼の中身を変えていく方法を紹介しておきます。他人のことを変えていく方法は大きく3つです。

①禁止、制限、強制、支配のムチ法
②インセンティブを与えるアメ法
③教育していくハグクミ法
僕が提案したのは③です。教育するときの心得として、見返りを求めず、相手のペースに合わせて待つことです。これには、高い志と心の余裕が必要です。今のあなたにはないんじゃないかなというのが僕の印象ではあります。
きっと以前の話の時は、問題提起やダメ出しという話し合いだったでしょう。それでは価値観のぶつけ合いで教育にはなりません。提案しておきながら、無理だろうなぁというのが本音でして、ごめんなさい。
そこで、日常の振る舞いを少しだけ変える方法を紹介します。僕もまだ試行錯誤途中ですが、“ナッジ理論”を利用するのです。
“ナッジ理論”とは、行動経済学に基づくやり方で、選択肢を制限せずに相手の行動を促す方法です。男子便器にハエのイラストを1点描くことで、小便の便器はずれを飛躍的に改善したりしています。(これは、ついつい的を狙いたくなるという習性を利用しています)
この理論を、性的な分野に持ち込んでみるのです。
例えば、パンツを脱がして欲しいなら、紐パンにする。プレゼントを開ける時と同様に紐を外したくなる習性を利用するわけです。セックスに誘って欲しいなら、狭いベッドで肌が触れ合うようにして寝る。体が触れてしまうことで、頭ではなく体に働きかけてついついムラムラさせるのです。
それから、普段は出来る限り裸を見せないようにして、ここぞという時だけ下着が見えたり乳首がポチっと浮いたりします。袋とじを開けたくなるかのごとく、おびき寄せるのです。
まだ効果のほどは検証しきれていませんが、セックスにもナッジ理論が効果を発揮したらセックスレスで苦しむ人が減ると思うんですよね。とは言え、もしこれで彼が手を出すようになってきても、心が通じ合うかは別の話なのがまた難しいところです。