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口呼吸で老け顔になる!口角をきゅっと上げる呼吸法とは

睡眠時無呼吸症候群になる可能性も

――なんと恐ろしい…。 「それだけではありません。口呼吸を続けてきて舌の位置が下顎に落ちてしまったままの人は、鼻呼吸をしようとしても舌が定位置である上顎にセットされず、下に置いたままになります。喉が詰まる感じになって鼻呼吸ができなくなるだけでなく、寝ている時にはいびきをかきやすくなったり、ひどくなると睡眠中に無呼吸状態が発生する『睡眠時無呼吸症候群』になる恐れもあります。  さらに舌の位置が下がると本来は接触しないはずの上下の歯が接触するようになるので、歯ぎしりや食いしばりを引き起こす要因にもなるでしょう。すると歯がすり減るというだけでなく、朝起きた時に肩や首が凝ったりする原因にもなります。…つまり、口呼吸の習慣は、いろんな不調の原因になる恐れがあるんです」
研修の様子

研修の様子

――治したくても舌が老化していると、無意識に口呼吸になってしまうわけですよね? 「口呼吸に慣れている人は、意識しないと鼻呼吸ができないのではないかと思います。ただ、トレーニングをすることで舌は鍛えられますので、舌を鍛えて鼻呼吸のできる状態に持っていきましょう。具体的には、舌を大きく出してあっかんべーする『あっかんべー体操』をしてみたり、舌を大きく回してみたりする体操を1日に数回意識して行うのは有効です。  いずれも、舌の付け根からしっかりと動かすことがポイントです。呼吸は無意識におこなうものなので、いつの間にか舌がいつもの口呼吸の位置になっているかもしれません。なので、慣れないうちは、常に意識するようにするといいと思います」  実は鼻呼吸なんて無理と思いこんでいた私ですが、鼻呼吸をしないデメリットがこんなにあるとわかると、無理と言っている場合ではありません。  しかもみのわ先生によると「舌を鍛えれば、鼻呼吸ができるようになる」とのこと。今日から意識して舌を鍛え、鼻呼吸に変えてていきたいと思います。 ●みのわあい。さんプロフィール 参加型!健康エンターテイメント講演講師、ウォーキングコーチ、健康指導コーチ。 音声フィットネスアプリ「Beatfitビートフィット」ウォーキングトレーナー 20代で、ウォーキング指導の第一人者であるデューク更家氏に弟子入り。心身の健康について学び、ウォーキング理論を習得。デューク更家氏のアシスタント、イベント出演、インストラクター指導等に携わる。2014年より医学博士 橋本和哉氏のもと医療ヨガを学ぶ。企業での講演をメインに、自治体等での健康づくりやウォーキングイベント講師をする他、メディア出演、雑誌、専門誌の記事監修、コラム執筆、エクササイズ等のコンテンツ提供をおこなっている。 ―「美活(今さら)始めました」― <文/にらさわあきこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
にらさわあきこ
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容について取材・執筆を続ける中、2019年に「美活部」を発足。簡単&ラクに綺麗になるための情報をブログやインスタなどで発信。著書に『未婚当然時代』(ポプラ新書)『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。インスタ:@akiko_nirasawa_beauty、ブログ:『美活☆365日 簡単&ラク~に綺麗になろう!
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