この冬、乾燥肌・敏感肌さんに本当にオススメの綿混インナー4選
化学合成繊維の質が上がっているとはいえ、お肌は正直です。冬になると空気が乾燥して、静電気が起きやすくなってしまったり、お肌も乾燥しやすくなってしまいます。
今日は、綿素材の特徴と、「本当にオススメの綿素材インナーブランド」をご紹介します。
天然繊維の中で一番ポピュラーな綿。「綿=肌に優しい」という印象を持たれがちですが、綿にもデメリットや、種類があるんです。
綿のメリットは汗をしっかり吸ってくれること。ですが、同時に乾きが遅いというデメリットがあります。なので、綿の割合が多い商品に、乾きの早い化学合成繊維が少し入ることで使い勝手がよくなります。
なので、「綿100パーセントじゃないと!!」と思うことはありません。5パーセントくらい化学合成繊維が入っていると、乾きが早くなったり型崩れしにくくなったり、よく伸びたりして、着心地が良くなりますよ。
ちなみに、最近よく目にする「オーガニックコットン」ですが、通常の綿と違いを知っていますか? 簡単に説明するとオーガニックコットンとは「農薬を2、3年以上使用していない」と認められた畑で育てられた綿のことです。
ですが商品化する際、「オーガニックコットン」と呼ぶかどうかの基準はメーカーに寄るので、同じオーガニックコットン製品でもその質は千差万別です。「オーガニックコットンだから」と過信し過ぎないようにしましょう。
●GUNZE(グンゼ)・KIREILABO(キレイラボ)「しあわせブラ」¥2,300
グンゼの中でも人気の「KIREILABO(キレイラボ)」のしあわせブラは、肌側が綿100パーセント。ワイヤーではなく柔らかいフレームを使用しているので、少ない圧迫感でバストを支えることができます。他にも、タグはプリントになっているなどお肌に配慮をした作りになっており、肌が弱い方にオススメです。
●ワコール・ウンナナクール「綿100% コットンリブ 長袖シャツ」¥1800
通年で出ているこちらのシリーズ。綿は基本的に伸びにくい素材なのですが、リブ編み(凹凸がある編み方)という編み方を採用することで着やすくなっているんです! 綿100%がワコールの品質で購入できるので、オススメです。
●KID BLUE(キッドブルー)「ソフトブラジャー(ノンワイヤー) [ パウダーコットン ] 」¥6500
肌に当たるところは綿100パーセント、そしてレース部分も肌に当たりにくくなっています。なによりこのブランドのこだわりは、ホックの部分も綿100パーセントにしていること!
綿素材のブランドでも、ホックの部分まで綿にしていて、かつ実店舗のあるブランドはこのキッドブルー以外にありません。なので、少しの化学合成繊維でもかぶれてしまう方はぜひ試してみてください!
スマイルコットンというオーガニックで柔らかい綿を使っているブランドです。日本アレルギー協会もおすすめしているブランドなんですが、素材がいいだけではないんです。
●Fleep(フリープ)「あったかコットンシリーズ ドット8分袖インナー」¥4200
タグが外側でお肌に当たらなかったり、縫い目もお肌に当たらないような作りになっていたりと、素材にプラスしてさらにお肌への細かい配慮がされています。肌が敏感な方や、冬場でもヒートテックを着られない方にオススメのブランドです。
今回はリーズナブルなものから、本当にオススメの1枚までご紹介しました。「綿素材」と一口に言っても、色々なものがあります。ぜひ色々試してみて、自分にぴったりの一枚を探してみてくださいね。
<文・イラスト/ちーちょろす>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】