
「&TWICE」ワーナーミュージック・ジャパン
3位は、2017年と2018年の2位に続き、なんと3年連続でベスト3入りしてしまったTWICE。勝手に殿堂入りを認定しましょう。
日韓関係が厳しい局面を迎えたこともあり、彼女たちにとっては辛いランキング結果となってしまいましたね。ここは、外交、安全保障上、あたたかく迎え入れましょう。

松田聖子「Pre 40th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2019 “Seiko’s Singles Collection”」ユニバーサルミュージック
2位は、松田聖子。昨年の6位から、大幅にランクアップです。
今年は8月に90年代以降のヒット曲を集めたベストアルバムを発売しましたが、新曲やニューアルバムの発表はありませんでした。ファン以外には活動が伝わりにくかったのが、2位になった理由でしょうか。
とはいえ、たくさんヒット曲のある聖子さんですから、まだまだ出場回数を伸ばしそうです。

丘みどり 「女ごころ ~十人十色~」キングレコード
そして、令和初「なんで紅白?」ランキングの1位は、丘みどりでした。2017年の3位、2018年の5位を経て、見事初の頂点に輝きました。
よほどの演歌ファンでもなければ知らない名前ですよね。でも、年の瀬のどさくさまぎれに知らない人が歌う知らない歌が聞けるのも悪くないもんです。
そんなわけで、やっぱり気になるのは隠し玉の特別枠。会見では、“米津玄師は出ないのか”という質問が相次いだようです。そもそも特別枠ってどういう扱いなんでしょう? 紅白の勝敗に関わらない立場ってことなんでしょうか。
ってな具合で、グダグダ感に拍車のかかる紅白から、今年も目が離せません。
※【調査概要】
調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニター(30代40代女性)に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。
調査期間:2019年11月14日
有効回答者数:30才から49才 女性200名
【前回記事】⇒
「なぜ紅白に出るんだろう」と思う歌手ランキング。aikoは9位
【前々回記事】⇒
「なぜ紅白に出るんだろう」と思う歌手ランキング。この人って今年なの?
<文/石黒隆之>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】石黒隆之
音楽批評の他、スポーツ、エンタメ、政治について執筆。『新潮』『ユリイカ』等に音楽評論を寄稿。『Number』等でスポーツ取材の経験もあり。いつかストリートピアノで「お富さん」(春日八郎)を弾きたい。Twitter:
@TakayukiIshigu4