息子夫婦に“子作り強要”する姑…そのムチャな方法とは?
毎年、年末年始には実家へ帰省する人も多いのではないでしょうか。遠くに暮らす家族に会うのが楽しみな一方で、帰ることが苦痛になっている場合もなかにはあります。
今回は、できることなら年末年始に帰省をしたくない、という美織さん(33)にその理由を聞いてきました。
美織さん一家は東京都在住、夫と5歳と4歳の息子さんと暮らしています。毎年、正月には岡山県にある夫の実家に帰省をするそうで、それが美織さんにとっては苦痛とのことです。
「義母からは、季節ごとに帰ってくるように言われているのですが、子供も小さいし、遠いからという理由をつけてあまり帰っていません。義母からは、しょっちゅう電話がかかってきて『いつ帰ってくるの?』とうるさく言われていますね」
岡山で暮らす義母は美織さんの夫の兄夫婦と同居しているそうです。美織さんが帰省を拒む理由はどこにあるのでしょうか。
「義理の兄夫婦がともに35歳なのですが、子供がいません。このことに義母は最近やきもきしているようで、私に『兄夫婦に子供を作るように説得してほしい』と言ってくるんです」
それは、なんとも厄介な話です。
聞けば、義母はかなりムチャな要求を美織さんにしているようです。
「どうしても孫が欲しい義母は、兄夫婦に『子供はまだなの?』と言っているのですが、『まぁ、そのうち』とかわされているそうです。それで、子供がいる私を巻き込んで、説得をさせようとしているんです。
本人たちの意思もそうですけど、体質のことだってあるかもしれないし、そんな領域に私が簡単に口出しできるはずもありません」
美織さんが言うように、かなりセンシティブな問題です。義理のお母さんは美織さんに具体的に何をしてほしいのでしょうか。
「私の息子達の世話を兄夫婦にさせて、子供のかわいさを教えてあげてほしいと言われました。そのうえで、『子供を作るなら早いほうがいい』『子供がいる生活は素晴らしい』と説得してほしいと」
実際に、美織さんはどのように対応したのでしょうか。
「説得なんかするわけないですよ。結婚して数年たって、子供がいないということは何かしら理由があると思うんです。無責任な発言はできません。義母は兄夫婦の気持ちや事情をわかろうとしてないんですよね」
とはいえ、帰るたびにしつこい義母をなんとかしないといけないのが実情です。
「うるさい義母を納得させるために、『かわいいですよ~』と一言だけ言っておしまいです。義母ははりきって、息子たちを『かわいいわね~』とほめちぎったり、『抱っこしてもらったら』と、息子たちを兄夫婦に押し付けるのですが、やんちゃ盛りの男子2人なので地獄絵図ですね。
そもそも年に数回しか帰省しないので、息子達も義母や兄夫婦になついていません。物を投げつけたり、暴言を吐いたりとひどいものです。障子は破れ家はちらかり、祖母も兄夫婦もぐったりしています」
過剰に孫を愛でる義母に対し、なつかずに暴れる孫たち。美織さんはこの光景をみて、義理の兄夫婦が子供嫌いになるんじゃないかと逆にヒヤヒヤするそうです。状況を想像するだけでも辛い気持ちになりますね。
義理の実家にどうしても帰りたくない理由とは
帰省のたびに義母の要求にイラつく
暴れまくる息子たちで実家は地獄絵図
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