あぁ顔がむくんでる…そんな朝の簡単ケア。飲みすぎた翌日に
年末年始は忘年会や新年会でついついハメを外し、おいしいものを食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまった人も多いハズ。
「むくみ(浮腫)」とは、細胞と細胞の間にある水分が増え過ぎてしまった状態のこと。お酒を飲むと血液中のアルコール濃度が高くなって、アルコールの作用により、血管が広がります。そうなると水分が、血管の外へ必要以上に染み出してしまい、むくみとなって表れるわけですね。
ではむくみを解消するには、いったいどうすればいいのでしょう? 水分や塩分の摂取を抑える……というのも効果的らしいのですが、血流を促進するためのマッサージに取り組んでみるのも、手軽でオススメなんだそうですよ。
そこで今回は、整体サロン「カラダファクトリー」の整体師・大貫隆博さんが推奨する、「顔のむくみマッサージ」と「腸のマッサージ」の2つをご紹介します。
まず、朝と夜のくつろいでいる時間に実践したいのが、顔のむくみマッサージです。
むくんでしまった顔をほぐすためにはズバリ、顎関節(がくかんせつ)を刺激するのが有効。顎関節は耳のすぐ横にありますが、場所がわかりにくかったら、口を半開きにしてみると見つけやすいでしょう。
顎関節に人差し指と中指を軽く当てたら、前から後ろへと円を描くようにし、30回から50回ほど刺激してみてください。こうすると、顔のリンパの流れが活発になります。リンパには、余計な水分や老廃物を回収する働きがあり、むくみ対策にも一役買ってくれるというわけなのです。
顎関節のマッサージを習慣化すれば、女性に嬉しい小顔効果も期待できそう……ですが、力の入れ過ぎにはくれぐれもご注意を! 顎関節や顔の筋肉が炎症を起こしてしまったら、元も子もありませんからね。「ちょっと気持ちいい」くらいのバランスを心がけるといいでしょう。
しかし楽しい時間を過ごした翌日、ふと鏡を見たときに自分の顔がむくんでいるのに気づいて、一気に現実に引き戻される……という経験をしたことはないでしょうか? 顔がパンパンなままでは、外に出かけるのも憂鬱になってしまうというものです。
飲んだ次の日に顔がむくむ原因
顔のむくみマッサージ:リンパをやさしく流してあげるのがコツ
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