母親に勝手に私物を捨てられた…帰省で揉めるケースも
<みきーるの女子マインド学>
ひさしぶりの帰省! 「せっかくだから、懐かしいものでも眺めようかな?」と、思ったら……
「あれ? な、ない!? 」不思議に思って母に尋ねると、「ああ、あれ。とっくに捨てたわよ」なる驚くべき返答が……ウソでしょ!?
あなたは、大切なものを母に捨てられたことはありますか? それは、納得できる理由だったでし ょうか……? 今回は、母親に“宝物”を捨てられた人たちの切ない思い出を紹介します。
「中学のとき、受験に集中するようにと好きだったバレエをやめさせられました。せめて、部屋の中でこっそりレッスンしたいとトウシューズを隠し持っていましたが、ある日帰宅すると母が手にシューズを持っており、これも捨てられてしまいました。
悲しくて勉強も手につかなくなり、バレエのライバルだった子に頼み込んで古いシューズを譲り受け、肌身離さず持って心の支えにしましたが、あれ以来、母が大嫌いになりました」(マユミさん・32歳)
「飲み会で同僚たちとビックリマンシールの話になり、今度自分のコレクションを見せる約束をしました。で、帰省した際に本棚を探すとシールのアルバムが消えていて……。母に訊くと、しれっと“捨てたわよ”と言うじゃないですか!
もう、頭が真っ白になりました。場所を取るでもなく、たかが小さなアルバム一冊です。なぜそれを無断で捨てるのか? コレクションを失ったショックもたいがいでしたが、母の無神経さに傷つきました」(マナブさん・36歳)
「今でもトラウマになっていることがあります。当時、母は部屋の片付けにハマっていて、毎日2つのものを私に見せ、“どっちを捨てる?”と訊くのです。“どっちもいる!”と言っても聞き入れられず、古いけど気に入っているハンカチも、小さなぬいぐるみも無理やり選ばされて捨てられました。
泣く泣く捨てたのと同じぬいぐるみを抱いている子を見たときは、やりきれなくなって号泣し……。そのせいか、今は何か捨てたら悪いことが起きる気がして、“捨てられない人に”なりました」(スミハさん・29歳)
トウシューズを捨てられ、ライバルに泣きつく
自慢のビックリマンコレクションが消えた!

「どっちを捨てる?」と追い詰めた母
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