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意外と安い“床ふきロボット”ってどう?使ってわかった長所と短所

 友達や恋人からの「今日家に遊びに行っていい?」という言葉に、即答できる女性は意外と少ないのではないでしょうか。時間に追われるなかで、常にきれいな部屋を維持するのはなかなか難しいもの……。限られた時間内で効率的に家事をこなすためには、家事負担を減らす便利家電の導入がマストなのです。 床拭きロボ『ブラーバ ジェット250』本音レビュー 今回は、掃除下手さんを救う神家電『ブラーバ ジェット250』の使用感を正直レビュー。使って分かったメリット&デメリットを詳しくご紹介します。

3万円台で購入できる『ブラーバ ジェット250』のスペックは?

 ロボット掃除機・ルンバを展開するアイロボット社が開発した床拭きロボット『ブラーバ』は、便利さと需要の高さから発売当初から大きな話題を呼んでいました。ただ、どうしても5万円オーバーのモデルは購入を躊躇してしまう価格帯……。筆者も何度となく家電量販店に足を運んでは、購入を見送っていました。  そんななか、床拭きロボットの“お試しモデル”として選んだのが、2019年6月発売の『ブラーバ ジェット250』。同社の他モデルよりも安価な3万円台で販売されています。女性の手でもしっかり持てる本体は高さ84mm幅178mm、1.2kgと非常にコンパクト。リビングルームや寝室などはもちろん、キッチンやトイレなどの狭いスペースの掃除にも適したサイズ感です
ジェットスプレーで、水を噴きつけながら清掃していきます。

ジェットスプレーで、水を噴きつけながら清掃していきます。

使い方はシンプル。水を入れて、スイッチオン!

 購入後、早速ブラーバを使ってみることに。初期設定や操作がややこしい家電も多いなか、ブラーバは本体に水を注いで専用パッドを装着するだけで簡単に使用できます。専用パッドは使い捨てタイプと洗濯可能タイプがあり、カラーによって床拭きモードが異なります。  まずは、ホコリやペットの毛などをからめ取る「ドライスウィープモード」から装着。
水は噴きつけず、スーっと床を滑るように清掃していきます。

水は噴きつけず、スーっと床を滑るように清掃していきます。

 こちらは水の噴射がなく、ドライタイプの床拭きシートのような感覚です。  次は、オレンジ色の「ダンプスウィープモード」を装着。
洗浄剤が含まれているので、少量の水でもキレイに拭き取ります。

洗浄剤が含まれているので、少量の水でもキレイに拭き取ります。

 噴射される水の量は少なめですが、同じ場所を2度拭きするのでホコリや髪の毛を吸着しながら集めてくれます。  最後は、ブルーの「ウエットモップモード」を装着。
勢いよく、やや広範囲に水が噴射されています。

勢いよく、やや広範囲に水が噴射されています。

 同じ場所を入念に3度拭いてくれるので、ベトッとついた汚れもしっかり拭き取ってくれます。こびりついた汚れにも対応できるので、飲み物や食べ物をこぼしたときにも活躍してくれるシートです。  ちなみに、カーペットやラグを敷いている場合には、センサーの反応によって乗り上げを回避します。広範囲にカーペットが敷かれている部屋には不向きですが、一部分のみ敷いている場合にはなんの問題もなくフローリング部分のみを清掃してくれますよ
ラグの前に来ると、別方向に向かって方向転換します。

ラグの前に来ると、別方向に向かって方向転換します。

肝心の満足度は? 床拭き後の床の汚れをチェック

『ブラーバ ジェット250』の効果を検証するため、清掃前と清掃後の床の状態を比較してみました。床にこぼれてしまったのは、ねっとりとしたハチミツ……。少量でもベタつきが強く、手で拭き取ろうとしても苦戦します。
(上:清掃前 下:清掃後)

(上:清掃前 下:清掃後)

 洗浄剤を含んだダンプスウィープモードで拭いてみたところ、本体を振動させながらしっかり二度拭き。ハチミツをこぼしてしまった箇所も、ベタつきは一切ありません。手でゴシゴシ拭かなくても、あっという間に床汚れを落としてくれました。
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使って分かったメリット・デメリット
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