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東出の不倫で考える。夫婦の恋は冷めるのに、不倫は悪なのか?

 以上のように、不倫を社会的制度の視点から、思考的に悪とする理由を挙げました。続いて、感情の視点から見ていきます。これは、不倫に関わる当事者のどの立場になるかで判断が変わります。不倫する夫か、不倫される妻か、不倫相手の女性か。立場によって感情的判断は変わります。なにせ個人的感情は、その個人にとっては全てが正解です。正確には、立場以上に各個人の感性や価値観によって変わります。

不倫された妻の感情は「不倫=悪」

不倫された妻の感情的視点 僕の考える一般論からすると、不倫された妻の感情的視点からは、不倫を悪と判断するでしょう。安定した生活のために必要なお金がなくなるという現実的な理由だけでなく、軽んじられた傷つきや、女性としての魅力の否定、約束を反故にされた裏切りに対する怒り、共に築いた家庭を破壊されることへの不安と恐怖、一緒に育てていくべき子どもに対する無責任さへの失望といった感情がそこにはあるでしょう。今回のケースで言うと、経済的な不安は少ないと思われますので、感情的視点からの否定が大きいと思われます

不倫相手の女性は、自分の感情で手いっぱい

 続いて、不倫相手の女性の感情的視点を考えてみると、悪と言えない理屈がいくらでもあります。好きは止められない、彼は私といる時の方が安らぐ、私の方が彼にふさわしい、実らぬ恋に溺れる私は純粋、ツラいから恋している実感が健全な恋愛より強く恋に恋できる、彼が言い寄って来るから仕方ない、私だって苦しんでいる、バレなければなかったことに出来る。どれも客観的視点からすれば自分勝手なものですが、本人にとっては自分の感情が最優先されているのです。だって、恋だから。恋って、思考でするものではなく、感情です。

感情はコントロールできない

感情はコントロールできない 感情は自分でコントロール出来ません。感情をどのように表現するかはコントロール出来ますが、感情が湧き上がって来ることはコントロールできません。(表現のコントロールが出来るようになるには訓練が必要です)でも、コントロール出来るからといって、表現において感情より思考的判断を優先させることはなかなか難しく、大恋愛が初めてだったり、感情を表現する仕事をしていると、感情が優先されていく可能性は高くなります。

恋する感情は悪ではないが、行動は「社会制度的に悪」

 そして、不倫した男性の感情です。当然、社会的に悪いことしているという思考的判断はあるでしょうが、感情と欲望が優先されていると思われます。繰り返しになりますが、どのような感情を持ってしまうのも、善悪では判断できません。それを表現、行動にすることが悪、罪なのです。東出氏は、行動に移したので社会制度的に悪でした。でも、結婚相手以外に恋愛感情を持つことは悪ではありません。感情ある人間らしい自然なことです。
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東出のズルさとは?
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