東出の不倫で考える。夫婦の恋は冷めるのに、不倫は悪なのか?
今回の不倫の問題点、東出のズルさとは
東出氏には純粋な恋愛感情が、不倫相手にも、妻にもなかったのではないでしょうか。あったのは、自分勝手なエゴです。自分が一番可愛いという自己愛です。だから、不倫相手とも、結婚相手とも上手くいかなかったのでしょう。自己愛は生きていくうえで大切ですが、それを満たすために他者を自分勝手に利用してはいけません。自他の尊重の精神に反します。
「恋愛・結婚・セックス」の三位一体は難しい
恋愛結婚なら、恋愛感情がなくなった時点でその根幹が喪失しているから破綻しています。でも、続ける人が多い。それは、結婚は感情ではなく、思考的判断が優先されるものだからです。でも、思考だけで繋がる結婚では幸せが感じられにくいです。そこに共感性の高い感情があるといいです。
幸せが続く結婚には、高度な思考的判断と、共感性のある感情が必要です。ただし、それらが揃っても、お互いが満たされるセックスが自然とついてきてくれるかというと別の話です。セックスは欲望の行為で、欲望には生得的な要素が含まれるから、自分の意思でどうにもならないところがあります。性的指向と、性的嗜好(性癖)と呼ばれるものです。だから難しい。
と、ここで問題が振り出しに戻るわけです。不倫が純粋な性的欲望表現だったら、仕方ないのではないでしょうか。家庭のことを思考的にしっかりし、妻を感情的にも大切にし、その上で性的欲望だけは家庭外で、相手の同意の元で満たす。それだったらどうでしょうか。
言うまでもなく今回のケースには当てはまりません。今回のケースは置いといて、恋愛と結婚とセックスを三位一体で完成させることがどれほど難しいことなのかと、今一度考えてみてもいいのではないでしょうか。日々、恋人やパートナー、結婚相手に内緒でセックスを求める人々に接するので、そんなことを考えざるを得ません。
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