タイプが全く異なる女性と会っているうちに、だんだんその人柄に惹かれるようになった男性。昨年の七夕にお見合いしてから、10月末に結婚を決めたという、スピード婚に至ったのです。その決め手は何だったのでしょう。
「
会うたびに、自分を好きでいてくれることがわかったそうです。『僕といると彼女が幸せを感じてくれるから』と。ラブラブな二人に、ご紹介した甲斐がありました」
結婚を決めた時に、男性は「付き合いたい女性と、結婚する女性とは、別物」と感じたそうです。また二人の結婚観も一致。男性は家を守ってほしいタイプで、女性は家族を支えたいという結婚観を持っていました。
「お見合いと言っても、最終的に恋愛して結婚するのがベストですね」と嬉しそうな江原さん。
女性の側から成功の秘訣を考察してみると
「愛している」と素直にアピールすることで、相手の気持ちを変えることも可能だということですね。
江原さんは、男性の結婚の決め手をさらに分析します。
「男性の場合は、付き合いたい女性のタイプと、結婚して幸せになれる女性タイプが違うということを覚えておくべきでしょう。付き合いたい女性は連れて歩きたい、見せびらかしたいという顕示欲の表れです。一方、
結婚したい女性は、価値観の一致や居心地の良さなどが重要。男性は結婚を決めるとき、女性の内面に目を向けていますよ」
女性の側から言えば、別にモテるタイプを目指さなくても、「お互いに居心地がいい」という相性が合えば結婚はできるということでしょう。
江原さんの会員は紹介が多いそうです。入会金が5万円、活動費として男性は月2万円、女性は1万5千円。成婚料が30万円。ただ中堅以上の結婚相談所のように、お見合いの回数制限は無く、活動開始から6ヶ月はお見合い料も発生しないので、会員は気になる人とどんどん見合いができるそうです。『鉄は熱いうちに打て』ではありませんが、婚活の気持ちが盛り上がっているうちに行動を起こすことが肝心なのだそうです。
<取材・文/夏目かをる>
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