お酒も食事も我慢しないでやせる、何なら食べていい? 管理栄養士に聞く
副菜1は疲れ知らず、老い知らずの「若返り野菜」を選ぶ!
「2番目は、ほうれん草(1人前:100グラム)です。脂肪燃焼に必要な酸素を送る鉄分が豊富で、エネルギー切れにならず、疲れ知らずになれる野菜。脂と一緒に食べると吸収率が高まるので、鰹節をかけたお浸しや、ソテーで摂るのが理想的です。
3番目は、ざく切りキャベツです。キャベツの辛み成分であるイソチオシアネートに、肝臓の解毒作用があります。熱に弱いので、生食がベスト。白菜、ブロッコリー、小松菜にも同じ効果があります」
副菜2では、お腹がみるみる凹む「整腸食」をチョイス!
「不溶性食物繊維は、大豆や椎茸、しめじなどのきのこ類に豊富。水に溶けず、胃腸で水分を吸収して大きく膨らみます。便をカサ増しして、腸の蠕動運動を活発にして便通をよくします。
どちらもないときは、こんにゃくを。100グラムあたり5~7キロカロリーと超低カロリー。そのうえ、水溶性食物繊維7割、不溶性食物繊維3割と両方の作用を併せ持ち、ダイエット食としてはとても優秀です」
スーパーで購入できる食材ばかりですが、仕事で疲れて自炊する気力がない……。次回はそんなときに役立つ、コンビニでそろえられる「三菜」についてお伺いします。
【松田真紀(まつだ・まき)】
アスリート管理栄養士。20年に渡る大手広告代理店でのプランナー経験を生かし、トータルフードプランナーとして独立。自らがアスリートとして身体で実証した実践できる栄養プランの提案をポリシーとしている。『前田家の食卓~食べて身体を整えるレシピ~』(幻冬舎出版)栄養監修。2017年7月、初の自著として、居酒屋で何を食べればやせるかを図解入りで詳しく紹介する「居酒屋ダイエット」(三笠書房)を出版。
<文/内埜さくら>
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