性行為にトラウマがある婚約者、処女の私にできることはありますか?|性活相談
1番大事なことは拒否しても雰囲気を悪くしない
彼が上司たちに連れていかれた売春宿の出来事を根掘り葉掘り聞く必要はないので、あくまでも想像に留めておいて欲しいのですが、おそらく嫌と言えずに行為をしてしまったんだと思います。女性の多くが勘違いしていますが、男性も女性と同様に、性的な行為をしても、射精まで至ったとしても気持ちよくなかったり不快だったり、悲しくなることがあります。客観的には射精=快感と思われているのですが、自分の意思や感情と裏腹の行為だと精神的に傷つきます。おそらく彼の傷つきはこの類だと思います。
なので、あなたとする行為においては、嫌なことは嫌だと言っていいし、無理だと思ったら途中でも止めていいし、そのことで2人の仲が悪くなったり、将来に希望を見出せなくなったり、自分を責めたりしないでいて欲しいのです。もちろん性的な行為をして2人が楽しみ喜びを感じられたら何よりなのですが、1番大事なのは2人の体と心が安心で安全であることです。そのための信頼であり愛情です。
それがね、相談文を読む限りは2人にあるんです。だから僕は言い切りました、安心してください、必ずうまくいくよって。
性的な行為の本質は触れ合い

森林原人さん
森林原人
1979年生まれ。1999年にAV男優デビュー。出演本数1万本。経験人数9千人。セックスの虜になり道を踏み外したと思われているが、本人は生きる道を見つけられたとむしろ感謝している。著書に『イケるSEX』(扶桑社)、『セックスお悩み相談室』(扶桑社)他。性と向き合い、性を知り、性を楽しむためのサイト「リビドーリブ」とYouTubeチャンネル「森林原人YouTube」を運営。★Twitter(@AVmoribayashi)/★Instagram(@genjin_moribayashi_1979)
|
|
『イケるSEX』 女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」が書籍化! 経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc.
|



