いつの間にか“セフレから彼女”に昇格してました、どういうこと?|性活相談
【AV男優・森林原人の性活相談 第175回】
相談者:匿名・年齢不明
いつも楽しく拝見しております。私には数ヶ月前まで一回り離れたセフレがいました。彼(25歳)に同年代の彼女が出来たので離れたのですが、彼女との交際は3ヶ月程で終わり私の元に戻ってきたのです。
またセフレの関係かな?と思っていたのですが、いつの間にか彼の中で私は彼女扱いになっており、最近は結婚しようと言ってきます。彼との関係は長く5年位は続いています。彼に彼女がいる間は自分も他の男性とデートしたり、そのことは彼も知っています。
彼曰く前は少し好きだったけど、今は全部好きらしいのです。特別自分に何か変化があったわけでもないのですが、彼は以前より優しくはなりました。私の好きな物をプレゼントしてくれたり、自分の大事な物をくれたりと…。
そこでお尋ねですが、何故彼は突然セフレの関係だった私を彼女と言い始めたり、結婚しようと言ってくるのでしょうか? 単純に繋ぎ止めておきたいだけなんですかね?
今回の相談を考えていく前に、人の相談に乗るという事について、僕の中で思っている事を書き留めておきたいと思います。
よく言われる男女差に、男性は人の悩みを聞いたとき解決しようとし、女性は人に悩みを打ち明けたときには共感を求めているといったものがあります。僕は男性で、確かに、解決したがっている節があると自覚します。相談された内容を整理し、悩み事から考えるべき事に変化させ、少しでも前に進んでいけるようになってもらいたいと考えています。
この連載を始めた当初からのそのスタンスに変わりは無いのですが、改めて心がけたいのは、押し付けではない解決策をどのように提示できるのかといったところです。最後に決めていくのは相談者本人で、頼りにされ関わっていくにしても、僕の思い込みを押し付けるようにはしたくない。それは回答に責任を持たないということではなく、瞬間的に答えて終わりではなく、少しだけ長い時間関わるような形で応えていきたいのです。
質問には答え、相談には応える。イメージ的には、給水ポイントでのみ手伝うか、伴走しながら応援するかといった感じです。答えるだと答えた時点で相談者と僕の関係は完結しますが、応えるなら、刻々と変化する状況に対応していくことになり、終わりが明確ではありません。相談に応えることは、相談者が自覚できていない欲望の可視化、言語化を手伝うことがほとんどです。改めて、答えるではなく、応えるように相談に乗っていきたいと思います。
彼女と別れたセフレに、新彼女扱いされてます
相談に応える前に
『イケるSEX』 女子SPA!の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」が書籍化! 経験人数10,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。「イク感覚がわからない」「彼がゴムを付けてくれない」「“30代処女”は重い?」etc. |