しかし、そんなに痩せるとなると「シワになるのでは?」「便秘になるのでは?」と思いませんか?
そこで以前と比べてどうかと聞いてみたところ、何人かの方々がご自身のビフォー写真を見せてくれました。写真を見せていただいた限りでは、特にシワっぽくなった人は、いませんでした。

オフ会の様子
大幅に痩せてそんなはずはないのでは?とさらに話を聞いてみると、どうも皆さん、ある程度痩せた時点で筋トレを始めたり歩き始めたり…と
運動習慣を取り入れているようなのです。理由は「運動は嫌いだったけど、体が軽くなったら動きたくなった」とか「動くと気持ちがいいとわかった」などなど。
便秘問題に関しては「もともと便秘なので長く飲んでいた薬に頼った」という方はいましたが、たいていの方が「(便秘含め)体調はむしろ良くなった」と仰っていました。
なるほど、これが著者の関口さんおっしゃられていた
「体質改善スイッチが入る」ということなのかといたく納得したのでした。
私自身は短期間での大幅減量はしないほうがいいのではないかと思っている派なのですが、運動を取り入れながらゆっくり適性体重になるのは良いと思いますし、実際「合計3kg減が目標」という方もいたりして、それぞれが自分のペースで的確な体型を実現できるのは良いなと感じました。
それにしても、今回、驚かされたのは
Twitterのパワーでした(…って、大げさかもしれませんが)。というのも、今回の参加者の多くから、Twitterの話がよく出たのです。
「Twitterで見て本を知った」とか、「Twitterで経過を発表している」「Twitterで○○さんをフォローしている」などなど。年代問わず50代の方でも、です。
そこで感じたのですが、結局のところ、
ダイエットでも大切なのは励まし合い。一人はくじけやすいですし、順調に行っていてもどこかで不安は生まれます。そんなときに同じ悩みを抱えている人がいるとわかったり、指導者のアドバイスがあったりすると、もうちょっと頑張ろうと思えてきますよね。

月曜断食ビジュアルBOOK
月曜断食は、すでにSNSに頻出しているワードになっているので、続けやすいのかなと感じました。つまり「ネーミングがよいので、人が集まりやすい→励まし合える場ができる→続けやすい→結果が出る」という流れもあるのかもしれません。
そういえば、新刊の『月曜断食ビジュアルBOOK』には、人気イラストレーターのカツヤマケイコさんが体験漫画を寄稿していて、ダイエット仲間の存在についても言及されています。リアルでダイエット仲間を作るのも続ける秘訣になりそうです。
―「
美活(今さら)始めました」―
<文/にらさわあきこ、撮影/鈴木七絵(文藝春秋)、ロボ子さんご本人提供>
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