そしてつい先日、結婚15周年を迎えた理恵子さん夫婦に、ついに姑はとんでもないプレゼントを送ってきたのです。

実際のフォトフレーム
「フォトフレームです。
それも私達の名前と『From○○』と姑の名前まで刻まれた幅40cmはあるガラス製の超特大フォトフレーム。まるで、結婚披露宴のときにエントランスに置いてあるようなフォトフレームです。新婚ならまだしも今更、夫婦で写真なんてそこまで撮らないし、何より置く場所もない。
棚の上に置いたら他のものを全部どかさなければいけないほどの大きさです。ダンボールに入っていても邪魔で、怒りを超えて発狂しそうになりましたよ。それと同時にお祝いとして1万円が入っていたので、怒り狂った私は『
私はお金もらうから、アンタはフォトフレームもらっときな!』と夫に押し付けてやりましたよ」と理恵子さん。

ダンボールに入れたまま玄関に放置中
「私、夫に昔『
フォトフレームなんか邪魔だから買わなくていい』って言われたことあるんですよ。母親からのプレゼントなんだから、夫が責任を持ってどうにかするのは当たり前ですよね?」
現在もフォトフレームは飾られることなく、玄関の隅にダンボールに入ったまま置かれているそうです……。趣味じゃない姑からの贈り物……、あなたならどう対処しますか?
―シリーズ「
思い出深いギフト」―
<文/結城 イラスト/とあるアラ子>
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結城
ライター・社会取材系。子育てや家庭問題、現代の生きづらさなど、社会の現実に根ざしたテーマを取材し、読者に考えるきっかけを届ける記事を執筆。