エクササイズも大切だけど、1日24時間、ちょっとした動作をほうれい線解消につなげられたらしめたもの。そんなデイリーメソッドを本書から抜粋してみました。
写真はイメージです
☆姿勢
「車社会でない地域の人たちのほうが、二重顎の方が少ないように思う」と本書。確かに私達の生活は便利になりすぎて、必然的に運動量が減っています。スマホやパソコンに向かう時も、うつむき加減。どうしたって、顔の筋肉は下垂していくのです。正直私も、姿勢とほうれい線って関係あるの?と首を傾げましたが、背すじを伸ばせば首から頬の筋肉も伸びてきます。
☆入浴
こちらも小さな積み重ねですが、「
ほうれい線をなくしたいと思ったら、顔を上に向けてシャンプーをしましょう」。姿勢と同様、普段から筋肉を下垂させない努力が必要なのです。
次いで身体を洗いながら、「首、肩、胸、脇とリンパが流れるように手で優しくなでてみましょう」。リンパマッサージというと難しそうですが、ピンポイントにやればとても簡単。本書の載っているやり方をまとめると、
1. 泡を手に取り、耳下腺(耳の後ろ)から鎖骨を通って肩のほうに向けて流す。
2. 人差し指と中指で鎖骨を挟みながら、ゆっくりやさしく内側から外側に流す。
3. 脇の下に手を入れて、親指でつまみながら、脇の横の筋肉をほぐしていく。
この動作を左右、それぞれ3~4回繰り返します。身体を洗うついでにほうれい線もケアできるなんて、一石二鳥ですよね。しかも、脇の下を揉みほぐすと、不思議と身体がゆるんでくるんです。
ほうれい線は1日でできるわけでも、1日で消えるわけでもありません。いつのまにか存在していた憎い相手。でも、未来の顔をつくるのも自分自身です。今からでも、適切な顔トレとケアで、なりたい顔を手に入れようではありませんか。
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小説家・森美樹のブックレビュー―
<文/森美樹>
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