ほうれい線を消す「笑顔エクササイズ」。毎日の習慣で顔は変わる
老け顔の最大の原因といえば、ほうれい線。頬の横に現れた憎い線、これさえなければあと5歳は若く見えるはず! 女性なら、誰しもが抱くこの思い。そもそもほうれい線って何? 美容整形に頼らないと無理なんじゃないの? そんな疑問にお答えするのが、『ほうれい線は消える!』(自由国民社)。
そのものズバリなタイトルですが、著者で「魅顔塾~Ha-ha hand OTEIRE~」主催の三城響子さんは「この本を読んで生活習慣と考え方を変えれば、ほうれい線は消えてしまいます」と断言。まさか、と疑いつつも、気になってしまいますよね。
まずほうれい線の正体ですが、本書によると「たるみ」。さらにほうれい線の原因を大きく3つに分けると、「お肌の水分不足」「お肌のコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン分泌量の低下」「表情筋の筋力低下」だそうです。そして直接の原因が、「表情筋と呼ばれる筋肉のたるみ」だというのです。
身体の筋トレなら対策はありそうだけど、顔の筋トレって聞かないですよね。ただ私が感じていたのが、歌手の方々のほうれい線が薄い、あるいはないということ。つまり、適切に顔を動かしていれば、自然と顔に筋肉がつくのではないでしょうか。
どうやらこの考えは正しかったようで、本書では「笑顔のエクササイズ」を紹介しています。意識して笑い顔をつくることで、顔の筋肉が鍛えられるというわけです。ではさっそく、日常で簡単にできる表情筋体操を紹介していきますね。
☆「口角挙筋」を使って笑う
「口角挙筋」とは、頬を持ち上げる筋肉。具体的には、「頬の奥の涙袋からぶら下がっている筋肉」です。個人的には、割箸を加えるとこの筋肉が動くように思います。本書いわく「女優さんや歌手の方は、日頃からこの筋肉を意識している」そうです。イメージアップにもなりそうな3段階の笑顔を、本書に習って実際にやってみましょう。
1. 20%笑顔
軽い力で頬を引き挙げる。いわゆる「微笑」の状態です。
2. 60%笑顔。
100%より頬の力を少し抜いた状態。
3. 100%笑顔
頬をできるだけ高く上げて、上の歯が8本見えるのが最も美しい笑顔と言われています。
鏡を手に私もやってみましたよ。たかが20%笑顔とあなどるなかれ、普段いかに笑っていないかがよくわかるくらい、顔が痛くなりました。60%になると、笑っているのか引きつっているのかわからないほど。100%笑顔はもはや苦痛。まさか自分がこれほど顔の筋肉を使っていないなんて、けっこうショックでした。そりゃ、顔もたるむってものです。
かなりの疲労感でしたが、鍛えられたのも事実。習慣にしてしまえば、毎日無意識にトレーニングしていることになりますし、ほうれい線にも効いてくること間違いなし!
やってみよう!笑顔のエクササイズ
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