チュート徳井の活動再開に、世間が結構やさしい3つの理由
昨年10月、1億円以上におよぶ申告漏れを国税局に指摘され、芸能活動を自粛したチュートリアルの徳井義実さん。3月15日、東京・ルミネtheよしもとから生配信されたライブで舞台復帰をし、本格的に芸能活動を再開しました。
闇営業問題で謹慎した宮迫博之さんがYoutuberとして復帰するも、いまだ風当たりが強い今。他の不祥事を起こした芸人と比べて、徳井さんの復帰は、SNSなどを見る限りファンやマスコミからも好意的に受け止められている印象を受けます(もちろん批判的な人もいますが)。
なぜ彼の復帰はそこそこ支持されているのでしょうか。その理由を探ってみました。
徳井さんの申告漏れの事実が報道されたのが昨年の10月23日。同月26日には芸能活動自粛となり、徳井さんは大きな批判に晒されました。
しかしそれから数週間後の11月半ば、沢尻エリカさんが麻薬取締法違反の容疑で逮捕されました。徳井さんの事件は誰もが驚いた大きな事件でしたが、エリカ様の逮捕に比べれば衝撃の大きさの差は歴然。徳井さんの騒動をエリカ様が全てかき消してしまいました。
徳井さんと言えば、吉本男前ランキングで殿堂入りを果たしたほどのイケメン。そして、『M-1グランプリ』では優勝、『R-1グランプリ』でも決勝進出を果たし、レギュラー番組も多数持つほどその実力には定評があります。
また、変態性や奔放さの一方で、容姿や京都出身からくるどこか柔らかでおしゃれな雰囲気もあり、エロや毒も嫌味を感じさせない特異な個性があります。
【1】エリカ様、コロナ……想像を絶するタイミングの運
また、シーンは多少カットされたものの、放映が強行されたNHK大河ドラマ『いだてん』での徳井さんの名演(大松博文役)には、心を打たれた人が多かったはずです。彼にとって役者仕事は1年に1回あるかないかの頻度に関わらず、放映されたのが活動自粛時期だったことは、むしろプラスに働いたのではないでしょうか。 そして、復帰の時期はコロナウイルスで世間が大騒ぎしている今。どさくさにまぎれてシレッと復帰した感は否めませんが、だからこそ大きな異論も出ず、スムーズに表舞台に立てたのでしょう。むしろ、世間が明るい話題や新鮮な刺激を求めている今、歓迎ムードさえありました。スタイリストが攻めてきた pic.twitter.com/giXG2Se9yp
— 徳井義実 (@tokuiyoshimi) 2019年5月8日
【2】男前中堅独身芸人という唯一無二の「特異な」キャラクター
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