Lifestyle

コロナ騒動でかいま見た、彼の“子供嫌いな本性”にア然「公園に行ったら…」

リモートワークの結果、料理にハマる

リモートワークの結果、料理にハマる

写真はイメージです(以下同)

 笠原美由さん(仮名・会社員・27歳)は、Fさん(33歳・メーカー勤務)と同棲を始めて1年になります。 「お互いに仕事が忙しいので、会う時間を作るために一緒に暮らし始めたのですが…やっぱり疲れがたまってしまうせいか、せっかくの休みの日も寝てばかりになってしまって」  そんな美由さんの会社は、新型コロナウイルス感染拡大でリモートワークを実施することになりました。 「Fは普通に出社しているので、私だけ自宅で仕事をしているのですが…感染者が増えていくニュースばかり見ていると気持ちがふさぐので、せめて美味しいものを作って待っていてあげたいと思い、料理をするようになったんです」  今までもたまに料理はしていましたが、炒め物やパスタなど短時間でできるものばかりでした。 「せっかく家に居られるので、牛すじ煮込みやシチューなどをコトコト煮ることにハマってしまって」  彼も美由さんの煮込み料理を絶賛してくれて「毎日、夕御飯が待ち遠しいよ」と言ってくれたそう。

コロナのおかげで結婚間近の2人

コロナのおかげで結婚間近の2人「しかもFが『どうせコロナウイルス騒動のせいでどこにも遊びに行ってないし、その分これで美味しいもの作ってよ』と2万円くれたんですよ。それでちょっといいお肉を買ったりして、ますます料理が楽しくなりました」  ゆっくりお料理をしながらFさんの帰りを待つようになり、自分がいかに時間に追い立てられ余裕のない生活を送っていたかを実感した美由さん。 「時間があるとFにも自然と優しくできますし、今までイライラしてあたってしまったことが何度もあるので反省しましたね」  美由さんがリモートワークになってから自然と結婚の話が出るようになり、コロナウイルス騒動が収束して落ち着いたららおたがいの実家に挨拶に行くことになったのだとか。 「いつになるのか分かりませんが、その日を楽しみに今日もFと美味しい料理を食べて、免疫力を上げて乗り切りたいと思います」 <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ