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きつすぎない香りで愛される「練り香水」ならほんのり香る

 Beautyeditor(ビューティエディター)の石山照実です。暖冬の影響もあり、すでに春です。  自宅で仕事を続けている人も多いでしょうが、大切な人と過ごす時間が長くなっているはず。近くなればなるほど、自分の“匂い”には気をつけたいものです。
練り香水

画像はイメージです

 そんな時にオススメしたい香らせの方法が「練り香水」です。個人的にはしっかりした香水も大好きなのですが、香水離れが続く日本。とはいえ、“匂い”にはとても敏感で、周囲に気を使うのはもはや常識です。香水より、シャンプーや衣類柔軟剤のソフトな香りの方が好き、っていう人も増えているのではないでしょうか?  そんな人でもつけられて、優しく高級感のある香りが持続するというのが「練り香水」です。知らない方はすでに損をしているかも?

万人ウケするやわらかな香り

 ビューティプロデューサーでもあり、香水コーディネーターでもある牧野和世さんによると、 「練り香水の良さは、何と言ってもつけすぎるということがないこと。重ねても香りがきつくなることもなく、ふんわりと優しい香りが広がります」。  ということは、接近戦や、デートの直前に仕込んでも、不快な強い香りになってしまって失敗するということがないということですね! 花束 そもそも、練り香水と普通の香水との大きな違いは、普通の香水がアルコールを使っているのに対して、練り香水はワックスやオイルに香りを含ませているということ。その作り方からして全く違うのです。  そして、ワックスやオイルが基剤で、アルコールを使っていない練り香水は体のどの部分にもつけやすいというメリットがあります。例えば髪の毛、前出の牧野さんによると「髪につけると、ふんわりと香りが広がってまるでその人そのものが良い香りのようになりますから、モテにも繋がります(笑)」といった効果もあるとか。 「普通の香水はつけすぎると場合によっては香害となってしまいますが、それがないのが練り香水のいいところです。もちろん、季節を問わずつけられます」(牧野さん)。

強い香りが苦手な男性も

 男性に聞くと「強い香りが苦手」という人も多いようなので、練り香水はちょうどよさそう。基本的につけるのは体温の高いところで、手首の内側や耳の後ろ、腿の内側などがおすすめです。 こちらは、牧野さんがプロデュースした練り香水、『a peaceful world』。 a peaceful world 蓋つきの小さなジャータイプなので、持ち運びにも便利。いつでもどこでもつけられます。香水瓶のように割れる心配がないのもメリットですね。 「2000人以上の香水診断や取材などのリサーチから導き出した香りは、すべて石鹸系のカテゴリーで作り、誰からも愛される香りに仕上げています。 『LOVE』は究極の癒しの存在、愛し愛される赤ちゃんの香りをイメージした誰からも愛される癒しの香りです。 『HUG』はフルーツ系の可愛い印象に。これをかぐと男性が恋に落ちる!?というドンピシャなシャンプーの香り。 『LADY』は憧れられるオトナの女性を連想させる香りでセレブ男性受けを意識しています。 『KISS』は、雑誌and GIRLとのコラボで作りました。夜の営みや色気を出したいときにはこれ。なんと、男性がメロメロになると言われているフェロモン入りで官能的なメッセージを香りで送ることができます。女性らしさを演出したい時にはこれです」(同) a peaceful world kiss 蓋をあけるとまずやわらかな香りが広がります。指で直接とってつけるのですが、しっかりしたバーム状なので、指を折り曲げて、その第2関節を押し付けるようにしてとります。そのまま手首などにつけ、手首同士をこすり合わせれば簡単につけられます。  最近、練り香水も身近になっています。香水ブランドだけでなく、ドラッグストアなどで購入できるものもあるので、ぜひ試してみてくださいね。 <文/石山照実>
石山照実
小学館で『美的』『CanCam』等に編集者として長年携わった後、美容編集プロダクションbeautyeditor.jpを立ち上げる。抗酸化を考えていたら、食べ物に行きつき、美味しく毎日取り入れられるスーパーフード「ざくろタイム」 の販売をスタート
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