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「花粉症は一発で治る」と東大博士が断言。カギはゴボウとフラクトオリゴ糖…?

酪酸菌を増やすゴボウ。毎日どれくらい食べればいい?

 そもそも、酪酸菌を最も効果的に増やしてくれる食べ物は、「フラクトオリゴ糖」なのだとか。  え、「ゴボウと違うんかい」と思ってしまいましたが、そのフラクトオリゴ糖を多く含んでいるものは「キク科植物の根」で、なかでも比較的簡単に手に入る野菜であるゴボウを食べるのがオススメということそうです。つまり、「酪酸菌」を増やすには「フラクトオリゴ糖」、「フラクトオリゴ糖」を摂るには「ゴボウ」って流れですね。
小柳津広志著『花粉症は1日で治る!』(自由国民社刊)

(画像:『花粉症は1日で治る!』リリースより)

 分量としては、毎日1日1本(100グラム)が理想とのこと。でも、ゴボウを毎日1本というのは、現実的には難しいですよね……。そこで小柳津氏は、同じくフラクトオリゴ糖を含むタマネギなども加え、「毎日、ゴボウを50グラム、タマネギを1/2個程度」食べるように提案しています。  ちなみに、オリゴ糖といっても、色々な種類がありますが「食物繊維として圧倒的に優れているのは、フラクトオリゴ糖」とのこと。オリゴ糖ならどれでもOKというわけではないんですね~

酪酸菌が増えると、いろいろな不調が消える

 自身が経営するカフェで不調を抱えた方々から相談を受け、フラクトオリゴ糖を摂取するよう勧めた小柳津氏。その結果、多くの方々の体調が回復し、花粉症や皮膚の痒みなどのアレルギー反応が消失することが分かったそうです。  のちに、フラクトオリゴ糖を主成分とした粉末を商品化して販売、それを使用した方々から聞き取りを行い、最終的に「酪酸菌が増えると、アレルギーと自己免疫疾患とその他の多くの不調が改善する」と結論づけたといいます。

酪酸菌を増やすため腸活を実践してみた

 実は本書に出会う1か月前から、花粉症対策のために、薬局ですすめられた酪酸菌のタブレットを飲み始めていた私。その後、本書を読む機会があり、ゴボウやタマネギも積極的に摂取するよう心掛けてみました。 朝 ベッド 伸びる女性 ではその結果、どうなったか? 実際のところ「花粉症が治った!」とまでは言えませんが、今年は例年よりも症状が軽く、だいぶ楽に過ごしています。ただ、それはあくまで感覚的なものですし、花粉の飛散量などによって症状がおさまっている可能性もあるので、酪酸菌の効果で花粉症が改善されたと断言するのは難しいところです。  けれども、腸活によって症状が軽くなっている実感があるのだから、いつかきっと、花粉症とサヨナラできる日がくるに違いない。そう信じて、この習慣をこれからも続けていこうと思っています。  ただ、実際問題「毎日、ゴボウを50グラム、タマネギを1/2個程度」食べ続けるのも、なかなか大変。小柳津氏には怒られそうですが、「フラクトオリゴ糖」をきちんと多く含んでいる商品であれば、活用してみるのも手かもしれませんね。 ●小柳津広志著『花粉症は1日で治る!』(自由国民社刊)
小柳津広志著『花粉症は1日で治る!』(自由国民社刊)

小柳津広志著『花粉症は1日で治る!』(自由国民社刊)

<文/女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【他の記事を読む】⇒特集「美腸ですべてうまくいく」の一覧はこちらへどうぞ
女子SPA!編集部
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