コロナ禍の米で、売上が急増した商品5つ。日本では入手不可能なモノも
経済の悪化で治安も悪化? 「銃」
アメリカでは銃を買うためには、犯罪歴などを調べるバックグラウンドチェックが行われますが、その件数が2019年の1月~2月は約100万件だったのに、2020年の1月~2月は550万件以上と急増。
もちろん、銃でウイルスを殺せるわけではありませんが、経済の悪化や外出制限などにより治安面に影響が出ると見る人が多いようです。アメリカでは銃の乱射事件が起きるたびに銃規制の問題がたびたび議論されていますが、新型コロナウイルスによって銃を保持する人が増えるとは…。アメリカの銃問題がいかに根深いものなのか考えさせられます。
不安とストレスをリリース「大麻」
銃と同じように、アメリカで売上が伸びているのが、大麻。アメリカの多くの州で、医療用の大麻に加え、娯楽目的で大麻が合法化されています。そして新型コロナウイルスのパンデミックが加速してきた3月頃までに、大麻製品を取り扱う店の多くで売上が伸びている模様。
カリフォルニア州のある大麻ショップでは、3月中旬までで売上が2桁で伸びているとか。大麻を求める人の心理には、新型コロナウイルスに対する不安感や外出制限によるストレスを、大麻で安らげたいという思いがあるようです。
ウイルスへの不安感から人々がトイレットペーパーに殺到するところは世界共通でしたが、国や地域によって売れている商品はまた変わってくるでしょう。コロナの影で銃や大麻の売れ行きが好調とは、なんだかアメリカのお国柄をよく表しているようです。
Sources:「NEW YORK POST」「AFP」「Market Watch」「METRO」「NBC News」「The Hollywood REPORTER」
<文/佐藤まきこ>
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女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone
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