コロナ地獄の中、神対応が話題の各国リーダーたち。で、安倍首相は?
ロックダウンに反対!「みんないずれ死ぬんだから」
ボルソナロ大統領は元々、「ちょっとした風邪にすぎない」と、新型コロナウイルスを軽視する発言を繰り返しており、3月29日にはツイッターに「新型コロナウイルス感染症にかかることで、ブラジルに免疫がつく」と根拠のない主張を投稿。ツイッター側からその投稿を削除される事態になっていました。 また同日、大統領官邸前に集まった支持者に対し、ロックダウンに反対する理由について「私たちはみんな、いずれ死ぬんだ」と語ったと報じられています。一国のトップとは思えない言動に、呆れてしまいます…。– Agora, Ceilândia/DF. pic.twitter.com/uGNSPoswBz
— Jair M. Bolsonaro (@jairbolsonaro) March 29, 2020
「アベノマスク」に、国民がガッカリ
一方日本では、需要が減少している和牛の消費を促すために「お肉券」を発行する対策や、魚介類を対象にする「お魚券」発行のアイデアが3月に議論されました(さすがに実現はせず)。 そしてようやく政府が発表した対策が「各世帯に2枚の布マスクを配布」するというもの。4月1日の発表だったことから、「エープリルフールの冗談と思った」という人も続出するほど、残念すぎる内容で、「アベノマスク」と揶揄する言葉が生まれました。 またネット上でも「怒りを通り越し、情け無く思う」、「この国のトップたちの茶番劇ときたら…」、「日本の恥です」など、ガッカリする声であふれかえりました。 ちなみに、各国の世論調査機関が加盟する「ギャラップ・インターナショナル」が、新型コロナに「自国政府はうまく対処していると思うか」という調査を世界で行いました(3月9~22日調査、29の国・地域の2万8502人対象)。その結果、うまく対処していると思う割合は、日本は23%で世界28位。つまりビリから2番目。29ケ国平均が61%なのに対して、日本国民のガッカリぶりが表れました。布マスク2枚が発表される前でも、この有様です…。 <文/佐藤まきこ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】《総理の動き》本日(4月8日)安倍総理は官邸で緊急事態宣言の発出を受けて会見を行いました。https://t.co/kke1v60I1z pic.twitter.com/SWYBZax81z
— 首相官邸 (@kantei) April 8, 2020
佐藤まきこ
女性誌のエディターやファッションビルの広告・プロモーションのプランナー、コピーライターとして長年経験を積み、フリーランスのエディター・ライターへ。ハワイ在住。Instagram:@hawaii_milestone
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