スーパーモデルの16歳娘がデビュー、ママゆずりの超絶美人に成長
4人の子供を育てながら、スーパーモデルや実業家、TV司会者など多方面で活躍するハイディ・クルム(47)。このたび、「美しい!」と評判の長女レニと共にファッション誌に登場した。ここ数年、モデル業界から熱い視線が注がれていたレニだが、今年で16歳になったことをきっかけに、母ハイディもついに娘のデビューを認めたようだ。
カラフルなスーツを着て、ドイツ版ヴォーグ誌の表紙にそろって登場したハイディと娘のレニ。つい先日にはハイディが「娘はモデル業界に関心がある」と明かし、世間の期待が高まるなか、華々しくデビューを果たした。
以前より、ママ譲りの美貌で大きな注目を集めていたレニ。同誌のインタビューでは、数年前にはすでにオファーを受けていたことも明らかにした。
「モデルへの道は時間の問題だった。12,3歳の頃に初めてオファーを貰った。大好きなブランド、ブランディ・メルビルからね。ママにお願いしたけど、ダメだった! 早すぎたんだって今は理解している」
「ほとんどの仕事ではプロフェッショナルに見せるため、クレイジーな自分を抑えなきゃいけないけど、モデルでは自分の全てが出せる。本当の私でいられる。自分の中にある全てのエネルギーを使える完璧な職業だわ」
ではレニの3人の父親とは誰なのか?
実はハイディ、最初の夫と離婚後にイタリア人の実業家フラビオ・ブリアトーレ氏と交際し、レニを身ごもった。ところが、妊娠がわかったときには2人の関係は解消されていたことから、同氏はお腹の子が自分の子どもであることを認めず、子どもとは一切関わろうとしなかったという。
そんななか、妊娠中のハイディはミュージシャンのシールと交際を開始し、のちに再婚。2番目の夫となったシールが、レニを養子にして、自分の子供として育てた。夫妻の間にも3人の子供が誕生し、レニも含め4人の子供をともに育てたハイディとシールは「おしどり夫婦」として知られるようになったが、のちに離婚。そして2019年、ハイディは16歳下のミュージシャン、トム・カウリッツと再々婚した。
そのためレニには、血縁関係があるブリアトーレ氏、育ての親であるシール、現在の義父であるトム、3人の父親がいるということになるのだ。
このような複雑な家庭環境のなかで育ったレニに対し、ハイディは母親として複雑な感情も抱いている様子。それでも、娘がしっかりとした女性に成長したことに感激しているようで、インスタにはこうも記している。
「あなたは若いけれどしっかりしていて、目標に向かって必死に努力できる人。そして何より大切なのは、あなたが優しい心を持ち、本当に素晴らしい人であるということよ」
幼い頃には苦労もあったかもしれないが、それにもめげず強く美しく成長したレニ。今後の活躍が楽しみだ。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
数年前からオファーをもらっていたけど、ママに反対されていた
スーパーモデルとして一世風靡したハイディの血を引いているだけあって、モデルが天職と考えている様子のレニ。けれどもハイディは母として、子供のプライバシーを守るため、これまではオファーがあっても断り続けてきたそうだ。けれども最近では、ハイディ自身が、娘のモデルデビューをほのめかしていた。
16歳になり「ふさわしい年齢になった」
これまでデビューに難色を示してきたハイディも、今では娘の決断を支持しているようだ。 「ふさわしい年齢になったわ。ずっとまだ早いと思っていたから。子供たちは公の目から離れたところにと決めていたけど、娘は16歳になって、車も運転できる年齢に達した。だから、本人がやりたいならモデルもやっていいわよって」 「もちろん母親として、子供には自分のやりたいことをやって欲しい。この業界は素晴らしいし、私も大好きよ。だから20年以上も続けてきた。でも頻繁に移動しなければならないし、普通の仕事とは違う」 「タフじゃないとやっていけないわ。特に女性として強靭でないとね」 またハイディは、自身のインスタグラムでも娘のモデルデビューについてコメント。「あなたを誇りに思う。あなたが自分らしくいられる道を選んだことがうれしいの」と綴り、自分で進むべき道を選んだ娘にエールを送っている。その一方で、こんな複雑な思いも記されている。 「私の娘であることは、楽なことばかりじゃなかったと思う。“ノーマル”な家庭環境で育ててあげられなかった。でも、ノーマルってどういうことかしら? 3人の父親がいる……けどそれが、あなたを傷つけたことはなかったと思っているわ」




